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酒税法の見直しでビールと発泡酒の価格差が縮まってきているものの、まだまだ発泡酒はお手頃価格なので根強い人気があります。また、ビールの苦味が苦手で発泡酒の方が飲みやすいと言う意見は多いです。そこで今回は2017年11月の売れ筋発泡酒を調べてみました。上位3位の発泡酒をランキングでご紹介します。
キリンビールが総力を挙げて開発したシリーズ
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売れ筋発泡酒ランキングの第3位は、キリンビールの淡麗極上<生>です。淡麗シリーズの一つで、始まりは1998年の麒麟淡麗<生>でした。キリンビールの総力を結集して造った淡麗は爆発的にヒットし、発泡酒の人気を広げます。初めて大麦を副原料に使ったことで、味をよりビールに近づけたことが成功の秘訣でしょう。そして、ヒットに甘んずることなく改良を重ね、今でも根強い人気を誇ります。
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キリンビールが力を入れているのは力強い飲みごたえとキレの良さ。発泡酒の中では大麦やホップの割合が高く、苦味が強いのが特徴です。ビール好きの人も満足できる味わいではないでしょうか。
ウエスト周りが気になる人も安心な発泡酒
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売れ筋発泡酒第2位は、アサヒビールのスタイルフリーです。カロリーを気にせずにお酒を楽しんでほしいということで、糖質ゼロに加えて100ml当たりのカロリーがたったの24kcalというヘルシーな発泡酒です。改良で麦芽量を増やしてビールの味に近づけました。ビールの旨味である苦味も感じられる上に、辛口でインパクトがあります。
メタボ体型が気になり始める男性を中心に支持を集めているようです。カロリーや糖質を気にせずに飲めるのは嬉しいですよね。ダイエット中の人や食事制限を勧められている人も心置きなく飲めるのではないでしょうか?
シンプルな原料で本物の味を提供
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売れ筋発泡酒第1位は、キリンビールの麒麟淡麗グリーンラベルです。淡麗シリーズ根強いですね。この商品は糖質を70%オフにしているのが特徴です。しかも淡麗シリーズは余計な原料が使われていません。各社カロリーオフや糖質オフの発泡酒を打ち出していますが、カラメル色素や酵母エキスなどが入っていることが多いのです。でも淡麗シリーズは麦芽とホップを主原料とし、大麦やコーン、糖質を副原料に用いているだけ。苦味が強いのにすっきりしたキレのある味わいです。どの淡麗も評価が高いですが、健康に気遣うとグリーンラベルに軍配が上がるのかもしれません。
まとめ
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発泡酒の売れ筋上位3位をご紹介しました。キリンビールの淡麗シリーズは人気が高いですね。4位には糖質に加えてプリン体もゼロという淡麗プラチナダブルがランクインしています。この他にサッポロビールの麦とホップ<赤>やアサヒビールの本生ドラフトなども人気です。
ビールオンリーの人もたまには発泡酒を味わってみてはいかがでしょうか。近年の発泡酒はよりビールの味に近づいていますよ。