降谷建志さんはミクスチャー・ロックバンドであるドラゴン・アッシュのボーカル、ギターとして20年にわたってシーンを牽引していますがtattooがカッコいいことでも若者から支持を集めています。そんな降谷建志さんのtattooに込められた想いについてまとめてみました。
tattooフリークとして知られる降谷建志さんのプロフィール
写真:シネマトゥデイ
降谷建志さんは1979年に俳優古谷一行さんの長男として誕生しています。1995年に俳優として映画「ゲレンデが溶けるほど恋したい。」でデビューしていますが、もちろんこの時点でtattooは入っていません。降谷建志さんは父親の古谷一行さんをとても尊敬していますが、親の七光りにあやかりたくないとして、本名を隠して活動を行ってきました。なお、俳優業についてはしばらく行っていなかったものの2013年にはNHK大河ドラマ「八重の桜」に出演しており、その際にtattooは衣装で上手く隠されています。音楽活動としては1996年にベーシストの馬場育三さんらとドラゴン・アッシュを結成し、1996年にメジャーデビューを果たして今日まで活動を続けています。
降谷建志さんがtattooを増やし続ける理由とは
写真:Pinky[ピンキー]|大人女子のライフマガジン
降谷建志さんはtattoo雑誌の表紙を飾るほどのフリークとして知られており、若者からも圧倒的な支持を得ています。身体全体には多数のtattooが入れられていますが、ブラック又はグレーで統一されていますから、非常にファッション性にも富んでいます。特に左腕の十字架とクラウン、二の腕の太陽は降谷建志さんのファンの間でも人気が高く、同じtattooを入れている人も大勢います。降谷建志さんによるとtatooはメモリアルなもので、アルバムを発表するたびに新しいものを入れているそうです。その言葉どおり、デビュー当時はほとんど目立たなかったものの、徐々にtattooが増えていくのがわかります。
降谷建志さんが地上波の音楽番組に出演しない理由とは
写真:低身長Sサイズ男たちへ、ファッション・自分磨きのすゝめ|S.magazine
降谷建志さんが結成したドラゴン・アッシュは、若者を中心に幅広い年代のファンが大勢いるにも関わらず、地上波の音楽番組にはほとんど出演していません。ミクスチャー・ロックが日本ではまだ受け入れられていない部分があるにせよ、20年以上のキャリアから考えると違和感を覚える人も少なくありません。その理由の一つに降谷建志さんのtattooがゴールデンタイムにはふさわしくないとする向きがあることは容易に想像できます。そんなドラゴン・アッシュが結成20周年のタイミングで、ゴールデンタイムの音楽番組に出演しましたが、降谷建志さんは長袖を着用してtattooは隠れるよう工夫されていました。
降谷建志さんがtattooに込めた家族に対する想いとは
写真:PicMog | online instagram posts viewer
降谷建志さんの前身のtattooは記号や図柄がほとんどですが、唯一背中には大きな文字で「Family Values」と入っています。これを直訳すると「家族観」「家族の価値」となりますが、正しく家族を大切にしていくという降谷建志さんの覚悟が感じられるtattooです。実際、降谷建志さんは2008年にタレントのMEGUMIさんと結婚しており、翌年には長男も誕生しています。家族仲は非常に良くて、MEGUMIさんのブログには家族に関する出来事が度々掲載されており、降谷建志さんにとって家族はかけがえのないものであるということが良くわかるエピソードです。
降谷建志さんのtattooが若者から支持される理由とは
写真:ナタリー
降谷建志さんはドラゴン・アッシュの中心人物として活躍しており、数々のtattooを全身に入れていますが、そこにはメモリアルなものとして身体に刻みたいという強い想いがあります。特に背中に大きく入れられた「Family Values」のtattooは家族に対する想いと自身の覚悟の表れであり、こういった降谷建志さんの姿勢こそが多くの若者から支持される理由でもあるのです。