2019年8月2日、YouTuberのHIKAKIN(以下、ヒカキン)さんがYouTubeに動画を投稿しました。
自身をモチーフにしたオリジナルグッズ『ハチキンくんぬいぐるみ』を、3千個制作したことを発表しました。
その理由に、多くの人から「素晴らしい」「さすがはヒカキン」といった称賛の声が相次いでいます。
同年4月に30歳を迎え、「何か自分にできることはないか」と考えるようになったというヒカキンさん。
その結果、『ハチキンくんぬいぐるみ』をできる限りたくさん作り、難病と闘う子どもたちにプレゼントすることにしたといいます。
ヒカキンさんは「少しでも元気になってほしい」という願いを込め、太陽のような明るいオレンジ色のぬいぐるみにしたそうです。
動画では、大量のぬいぐるみに『元気のパワー』を注入するヒカキンさんの姿が映っています。面白おかしくパワーを注入したのは、動画を通して子どもたちに元気を与えるためでしょう。
本来、投稿した動画が再生された回数に応じてYouTuberに利益が出ます。しかし今回の動画は、チャリティーの意味合いもあるため収益化されていないとのことです。動画のコメント欄で、ヒカキンさんはこのように思いを明かしています。
「30歳の節目ということで3000個作りました。3月くらいから動いてたんですが、色々時間がかかって夏になってしまいました。
動画にするかも迷いましたが、いきなり届くのも、と思い動画にさせて頂きました。
3000個あっても、全ての子には行き届かないので、僕は1人でも多くの子が笑顔になれる動画作りを変わらず頑張ります。」
「ぬいぐるみをチョイスしたヒカキンに対し、一部からは“ぬいぐるみよりもお金を寄付すべき”との指摘や、“そんなゴミ誰が欲しいんだよ”などの過激なヤジが出ていますが、ヒカキンもそのような声に向けて『ちなみにですが、もちろんむやみやたらにあげるのではなく、僕のファンで、欲しい子にプレゼントして行きます』と動画コメント欄に補足しています。ヒカキンを支持する層は主に幼稚園児から小学生~中学生にかけてですからね。大人がこの動画に対して『ぬいぐるみより金だろ!』と身も蓋もないヤジを飛ばすのはややお門違いと言えますし、お金の寄付では動画にしづらかったという理由もあるのかもしれません。いずれにせよ、難病の子供たちに元気を与えたいというヒカキンの行動はYouTuberの規範になりうる立派なものでしょう」と、テレビ誌ライターはいいます。
ヒカキンさんのファンは10代が多いといわれています。きっと難病と闘っている子どもの中にも、ヒカキンさんのファンは多くいることでしょう。
そして、ヒカキンさんが公開している動画から、笑顔や元気をもらった子どももいるはずです。
ここまで喜んでくれるとは、、、
????????? https://t.co/o4xv9MNLT5— HIKAKIN?ヒカキン 【YouTuber】 (@hikakin) July 10, 2019
動画に対し、ヒカキンさんの行動に多くのコメントが寄せられました。難病を持つ子どもがヒカキンさんのぬいぐるみを受け取り、喜ぶ姿を見た人もいるようです。
・入院している子が、このぬいぐるみをもらっていました!とても笑顔になっていましたよ。
・難病を持つ私の知人にも、届きました。本当にありがとうございます!
・お金を持っている人による、最高のお金の使いかただと思った。カッコいい。
・自分の弟は病気なんですが、いつもヒカキンさんの動画を見て楽しそうにしています。いつもありがとう。
ぬいぐるみは日本財団を通じ、少しずつ日本全国の難病と闘う子どもたちに届く予定とのことです。
ヒカキンさんがぬいぐるみに込めた『元気のパワー』は、子どもたちに伝わるのではないでしょうか。
動画コメント欄にて「様々なご意見を頂いてますが、泣いて喜んでくれる子も沢山います。しっかり届くよう頑張ります!」とも語り、当該動画からは広告も外していたヒカキンさん。今後もブレずに子供たちの人気者であり続けてほしいですね‼