日本政府が対韓輸出規制強化の「第2弾」を決めたことに、韓国では3日、ソウルの日本大使館近くで抗議デモが行われるなど、さらなる反発が広がっているようです。
さらには、アニメ映画までもが無期限延期、日本人の入店を拒む飲食店も現れるなど、事態は大きくなってます。
「安倍政権を糾弾する!」「日本に行かない! 日本(製品を)買わない!」「第2の独立運動だ!」。
日本が韓国をホワイト国から除外した問題を受け、文在寅(ムンジェイン)政権を支持する労働組合など682団体が、日本大使館近くでデモが行いました。
参加した人の中には、中高年にまじり若者や子供の姿もみられたといい、主催者によると、1万5千人余りが参加したといいます。
この日、日本大使館周辺では別の抗議デモも開かれたようで、街角では、韓国の国旗「太極旗」を持つ親子連れらもいたといい、どうやら反日感情は大きくなってきているようです。
また、韓国メディアによると、日本のアニメ映画「ドラえもん のび太の月面探査記」の公開が事実上、無期限延期になったと報じられました。
アニメと政治を一体化させてしまう部分についてはどうかと思いますが、映画館側が社会の空気を考慮した結果といいます。
さらに、韓国南部の釜山では「日本人 立ち入り禁止」の貼り紙を掲げる飲食店が登場しています。
女性店員は朝日新聞の取材に、1週間余り前から貼り出したとし、「韓国政府の立場を応援するのは当然。国民が団結しないと」と語りました。
大手ネットニュースは、与党・共に民主党の代表が、日本の第2弾の規制強化決定直後に「和食の店で酒を飲んで会食していた」と報道。
野党からの批判を受けた共に民主党は「日本の酒ではなく国内産の清酒だ」と反論したそうです。
韓国ではあらゆるところでデモが行われるほか、ドラえもんのアニメ映画は事実上の無期限延期になり、日本人の入店を拒む飲食店も現れています。
その一方で、政治判断と日本との経済・文化交流などを分け、冷静さを求める声も少なくないといいます。
この報道を受け、ネット上では、、、
「どうぞ、ぞうど。もっと韓国の底力を見せてくれ。ところで韓国民はホワイト国除外の意味を知ってるの?」
「“韓国南部の釜山では「日本人 立ち入り禁止」の貼り紙を掲げる飲食店が登場した”。同様の事を日本でやったら大問題になるでしょうに、それが向こうでは普通に行う店が出てくる。一体どっちが差別的で好戦的な国なのかね」
「ドラえもん禁止とか頭おかしい」
「ここまで受け入れられなければ訪韓しない方が安全だ。」
などの声が上がっています。