有吉弘行(45)がMCを務めるフジテレビ系バラエティー番組「レディース有吉」(火曜午後10時)が、9月で終了することが明らかになりました。
超売れっ子の有吉は現在、地上波レギュラー番組を12本抱えていますが、日本テレビ系「超問クイズ!」(金曜午後7時56分)と合わせ、9月に番組が計2本消滅することになりました。
番組が立て続けに打ち切りになっていくなかで、有吉にダメージはあるのでしょうか?
日本テレビ系「超問クイズ!」はすでに9月打ち切りが決定済みとなっていて、後継するのはクイズ番組「クイズあなたは小学5年生より賢いの?(仮題)」。
MCは有吉ではなく、タレントの劇団ひとりが務めることとなり、出演者には、大御所タレント・所ジョージの起用が浮上しているとのことです。
同番組の座組みに有吉の名はないものの、それでも地上波レギュラー番組12本、そのうち冠番組9本、しかもNHKと民放キー局5局すべてで冠番組を持つ“バラエティーの帝王”にとって、番組がマイナス1本ならダメージが少ないとみられていました。
レギュラー番組が1本減ってもまだ11本のレギュラー番組を抱える有吉…
危機感は薄いはずだったのだが、まさかのここにきて雲行きが一気に怪しくなったのは、日テレに続いてフジの「レディース有吉」の終了までが決まったということ。
同番組は女性に関する世の中の噂を取り上げて追究するバラエティーで今年4月に始まったばかりなので、有吉のレギュラー番組打ち切りに心配する人も少なくはないでしょう。
芸能関係者は以下のように語ります。
「『レディース有吉』の番組名を聞いてもピンとこない視聴者も少なくないのでは? 好評の『有吉ゼミ』『有吉反省会』(ともに日テレ系)に比べると、どうしても見劣りしてしまう。視聴率は5%程度(関東地区)で伸び悩み、開始から半年足らずで終了が決まった」
有吉はギュラー番組を一気に2本失うことになるわけですが、1本ならまだしも、立て続けに2本となればダメージも大きくなることでしょう。
テレビ関係者はこの事態について、
「一気に2本のレギュラーがなくなることで、他の番組も終了へのハードルが一気に下がった。特に視聴率が悪い番組の“打ち切り連鎖”の可能性は捨て切れない」と語ります。
有吉がいくら超売れっ子といえども、これでは焦ってもおかしくないでしょう。
特に有吉には90年代の「猿岩石」時代があるからこそ、仕事が急激に減ることへの大きなトラウマがあるからなおさらだといわれています。
番組が立て続けに打ち切り状態となった有吉ですが、毒舌に見えてイジりがうまいから、視聴者から支持されていることは間違いありません。
しかし、過去のトラウマがあるからこそ、どう乗り越えていくかに注目したいところです。
ネット上からはこんな声が寄せられています。
「有吉より坂上の番組を終了してほしいんですけど。」
「同じ人が出る番組だと何やっても似た感じになるのもあるけど、今までが多すぎだからちょうどよいと思う。」
「だんだん飽きられるという問題もあると思います。視聴率が稼げるだろうと安易に有吉を使うんじゃなく、彼にしかできないことをやらせた方がいいんでしょう。有吉も番組を選ぶこともしていくと思います」