特殊詐欺グループとの間で闇営業を行った問題で謹慎中の宮迫博之(49)が、吉本興業と既に会談を行っていたことが、31日明らかになっています。
会談では条件などについて話し合ったそうですが、双方で話がまとまらず、結論は先送りとなったといいます。
宮迫は、7月19日に吉本から契約を解消されましたが、吉本側と話し合いの場を持ったのは、その前日の18日以来、初めてのことでした。
一部週刊誌では、宮迫が今週中にも「吉本興業と会談」するのではないかと報じられていましたが、宮迫はすでに吉本興業との話し合いをしていたとのこと。
また、宮迫は7月30日午後4時半すぎ、都内の自宅から帽子を目深にかぶってマスク姿で外出する姿を報道陣にキャッチされていました。
当時、宮迫は険しい表情でタクシーに乗り込み、報道陣の質問にほとんど答えなかったのですが、そのまま話し合いに向かったとみられています。
芸能関係者によると、宮迫の吉本への不信感は依然解消されてはいないとのこと。
宮迫の退社の意向を持つ中で会談は行われ、闇営業騒動では弁護士を立てていましたが、今回は代理人弁護士は立てずに単身で話し合いに臨んだといいます。
今回の会談では、吉本サイドが宮迫の意見を聞く形で約2時間にわたり話し合いは進んだようで、
テレビ局関係者は「雨上がり決死隊の今後や、後輩芸人たちの処遇についてもしっかり意見を言ったと聞いています。退社した場合は吉本芸人との共演を認めることにも話は及んだそうです」と語っています。
宮迫を巡っては、吉本興業の岡本昭彦社長(52)が22日に会見し、契約解消処分を撤回していましたが、その後、フライデーでは別の反社会的勢力との疑惑が報じられてさらなる問題が浮上。
27日になって吉本興業は、宮迫の“撤回処分の撤回”を検討していると発表していたため、宮迫側は一部報道について法的措置を辞さない構えも見せているとのことです。
宮迫は、先輩の明石家さんま(64)の事務所で、再出発したいと“明石家興業”入りを希望しているそうなので、古巣復帰の可能性は低いとみられます。
30日に行われた会談では最終的な結論は出ていないとのことで、今後も協議を継続する意向を示しています。
円満な解決が望まれるところではありますが、あとは宮迫の決断が待たれるところですね…。