小山慶一郎は1984年生まれの神奈川県出身のジャニーズ事務所に所属しているタレントで、人気アイドルグループのnewsのメンバーでもあります。彼はグループの中でも歌やダンスが上手いとファンから評判になっていますが、それ以外にも素晴らしい才能があるのです。
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小山慶一郎は2003年4月に大学の中で名門の明治大学文学部の史学地理学科に入学します。そして順調に進級し、2007年3月にストレートで明治大学を卒業します。また卒業式で、模範卒業生に選ばれました。このように、歌やダンスの才能だけでなく勉学の才能もあるのです。芸能人だと大学を中退してしまったりする人も少なくない中で、これは素晴らしいと言えます。
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そして、勉学だけではなくキャスターとしても才能を発揮しています。日本テレビで放送されている報道番組の「news every」に2010年からメインキャスターとして出演しています。人気アイドルグループのメンバーが報道番組のキャスターをやるということはファンや視聴者に衝撃を与えました。しかし、自ら体当たりのロケをしたり取材をしていくうちに自然と番組に馴染んでいきました。そして、彼のキャスターとしての評価は時がたつにつれて上がっていきました。
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特に、彼の素晴らしいところはカンペを使わずにレポートをしているところです。ただ、用意された言葉をそのまま読むというわけではないのです。彼は、その時現場で感じたことを自分の言葉で伝えたいという思いからカンペを使わないでいるそうです。また、彼の声や話し方もキャスター向きと言えます。報道のキャスターを務めるにあたって声や話し方というのは一番重要な要素といえます。まず、彼の声は落ち着いたトーンで決して耳障りな声ではありません。また、話し方もゆっくりと丁寧にわかりやすくしゃべっています。そのため、視聴者が不快になることなく番組の内容に集中することができます。
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それがよく分かるのが選挙特番の時などです。2014年に行われた第47回衆議院議員総選挙で彼は、自民党の本部や候補者の選挙事務所などで現場レポートを担当していました。そこで、話を振られたりすることもたくさんありましたが、すらすらとした語り口で視聴者が聞き取りやすいようにレポートをしていました。また、特に凄かったのが自民党の候補者の数などを聞かれたらすぐに答えていたところです。これは、事前にしっかりと予習をしていないとできません。彼の、レポートの裏には相当な努力があったのです。現在彼は、もはやアイドルというより、キャスターなのではないかと思うくらいです。このように、キャスターとして彼は存分に才能を発揮しています。
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また、彼は役者としての才能も持ち合わせているのです。それは、2015年に放送された24時間テレビのスペシャルドラマ「盲目のヨシノリ先生 光を失って心が見えた」というドラマで、盲目になって自暴自棄になってしまった主人公が、再び中学校の教師を目指してリハビリに励むというストーリーで、彼はそのリハビリ指導員役で出演しました。日本中を感動の渦に巻き込んだこのドラマは視聴率も20パーセント以上を記録するなど大反響を得ました。ですがこのリハビリ指導員役は当初、他の人が演じる予定だったのです。しかし、キャストの諸事情によりキャンセルとなってしまい、急きょ彼にオファーがいったそうです。しかも、それがドラマの放送の2日前という時期でした。普通だったら躊躇したりすることもありますが、彼はそのオファーを快諾し、短い準備期間にもかかわらず台本を完璧に覚え見事に演じ切ったのです。また、ドラマにおける役作りは大変なもので、それを短期間で行うことが出来るのは才能があるからです。
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このように小山慶一郎は歌とダンス以外の色々な才能があります。