「西川貴教」というと、歌手「T.
M.R」として一世を風靡した人であり、今でも多くのファンがいるアーティストとして知られています。すでにT.M.Rとしての活動はしていませんが、今は西川貴教個人としてさまざまなメディアで活躍しています。たとえば、消臭剤のテレビCMに起用されてしばらく経つため、西川貴教という存在自体は広く知られているといっても過言ではありません。しかも、子供向け番組に出演しているので、老若男女問わず認識されています。
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歌手としての実力は一級品で、数々のヒット曲をリリースしていた彼ですが、それだけに止まらずエンターテイメント番組などに出演しては実力を発揮しています。お笑い界の大御所といわれている一つである「ダウンタウン」との絡みは、もはやプロとしか言いようがないほど洗練された仕上がりです。
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歌って良し、踊ってよし、話してよしの素晴らしい人ですが、かてて加えてイケメンというおまけつきです。すでに40歳を超えているにもかかわらず美貌は健在で、特に最近では肉体改造の成果でとんでもない体になっています。すでに40歳を超えているとは到底思えないような若々しい姿が、多くのファンを魅了している理由の一つといえます。
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以前からマルチな活動をする芸能人は大勢いました。現在、「大御所」と呼ばれているような人たちの多くは「芸人上がり(芸人)」であることが非常に多く、その状況を加味すると「お笑い芸人が大成しやすい」と言うこともできます。俳優や女優の中にも大御所と呼ばれる人たちはたくさんいますし、数々の輝かしい実績を残して国から褒章されることもあります。ただ、存在が大きくなればなるほど、広く視聴されるような作品に登場しなくなってしまうのもまた事実です。その点、コメディアンはシリアスな状況からコメディまでさまざまな場面で活躍することができるので、常に多くのコンテンツから需要を得ています。「大御所芸人」が非常に有名なのはこれが大きな理由で、「どこのチャンネルでも見かける」という状況があるからこそ、継続して人気を維持できているわけです。
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ただ、これはやはり本人に類まれなる才能(タレント)があったからこその結果です。どういうわけか芸人にはそういったマルチなタレント性を持っている人が多いというだけで、それは俳優などでも基本的には同じです。要は、個人単位で性格やタレント性などが問われる芸能界なので、いくらプッシュされたとしても本人に実力がなければ消えてしまいます。その点でいえば、西川貴教という人物は非常に高いマルチタレント性を持っているといえます。すでに同様の評価は一般認識といっても良いほど共通していて、特に昔のトップアーティストの時代を知っている人からすると、当時から何一つ変わりなく精力的でクリエイティブな人物という印象を持たれることが多いです。
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元々、アーティストという存在自体がクリエイティブなわけですが、西川貴教に関しては明らかにその枠を超えた活動をすることに成功しています。今後、ますます多方面での活躍が期待されている彼ですが、本人曰く「自分はアーティストだ」と公言しているわけなので、いずれまた本格的にアーティスト活動をする日が来る可能性もあります。すでに40歳を回ってなお精力的に活動し、その気持ちが空回りせずに確実に評価を上げている状況は誰もが認めるところです。
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どの業界にも、時折「天才」というような人が登場します。天性の部分が大きいアーティストとしても成功し、それ以外でも大きな成功を収めている西川貴教という人間は、正に「天才」といっても過言ではない存在だと認識している人がたくさんいます。