今海外で、「チキンゾンビ」と呼ばれる動画が話題を呼んでいます。
お皿の上に盛り付けられたむき身となった肉のようなものが、突然パタパタと動き出し、皿から脱出するというものです。この衝撃的な映像を見たネットユーザーからは、「かえるだと思った」「気持ち悪い」「怖い」との声があがっています。
この動画は過去、英国のオンラインメディアにて、「むき身となった肉が動き出した」というタイトルで映像が公開されました。
この動画は瞬く間にSNS上で拡散され、話題になりました。
海外の多くで「チキンゾンビ」とは呼ばれているものの、本当に鶏肉なのでしょうか?!では、まず映像をご覧ください。
家禽の専門家であるアメリカ・オーバーン大学のアイット・モリー博士曰く
「ちょっと極端な気がします。鶏肉を痙攣させるのなら、鶏をシメてからすぐに骨を抜き、皿に乗せる必要があるでしょう」とチキン説を疑っています。
通常レストランに供される鶏肉は屠〇してからきちんと処理を済ませており、死後硬直は済んでいるので、末梢神経はとっくに落ち着いてるはずなのだとか。
「筋肉をあんな風に痙攣させるには、タイミングよく処理しなければなりません。」
では何の肉なのか…ということですが、モリー博士の見解によれば、むしろカエルの脚だと思われるとのことです。
もしもカエルの脚の場合だとしたら、塩をふりかけるだけでまるで活きているように収縮し、ビクビクと動くそうなのですが、一方、カエルの専門家によると、この肉はカエルには見えないといいます。
結論から言うと、皮が剥かれているため特定はより困難だとのことですが、ネット上ではとにかく「不気味」という印象ばかりが強いようです。
この動画から見てわかることは、特に痙攣するカエルやイカとは違い、お肉の動きがあまりにも機械的なことです。
そのため、ネット上では、「超リアルに作られたフェイクなのではないか?」という憶測も飛び交っています。
人をびっくりさせるために、手の込んだ偽動画がネットに投稿されるのはままあることなので、フェイクである可能性は高いでしょう。
それにしても不気味な動画でしたね…。
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