日本が韓国へ対し製品の輸出規制をかけた件で、韓国から不買運動が起こっている中、その勢いはかなり大きなものとなっており、日韓関係がより悪化しつつあります。そんな中、韓国のネット新聞が世論調査を行ったところ、若者層の支持率がより高いことが明らかになったそうです。
韓国による日本製品不買運動が大きくなっている?
韓国での「日本に行かない」「日本のモノを買わない」を合言葉にした日本製品不買運動は沈静化どころか拡散する一方で、ますます深刻化する日韓関係。そんな大きな問題になっている不買運動の勢いが高まっているのは、どうやら若者層が支持しているところにあるといわれています。韓国のインターネット新聞「ネットコリア」は今回、10代から50代までの4千397人を対象に世論調査を実施したそうです。
世代別の不買運動支持者は?
この調査によると、不買運動支持者の世代別ではなんと20代が最も多く(70.
0%)、続いて40代(67.
5%)、10代(65. 5%)、30代(63. 5%)、50代(59. 0%)の順になっています。日本好きとみなされている韓国の若者層が不買運動に積極的に賛同していることで、ますます韓国の「日本嫌い」が高まりつつあります。日本製品不買運動は必要?
さらに、「日本製品不買運動は必要と思うか?」という設問に対しては「必要と思う」(65.
0%)、「不可避な対処なので参加すべきと思う」(23.
8%)、「国民参与は必要とは思うが、不買運動は間違っている」(6. 1%)と、圧倒的に賛同している割合が高いということが分かりました。不買関連で絶対に買わない日本製品リスト
また、韓国人が絶対に買わない日本製品リストとして代表的なものが「ユニクロ」「トヨタ(レクサス)」「ダイソー」のほか、「アサヒ」「ロッテ流通ブランド」「セブンイレブン」「ソニー」「ABCマート」などが挙げられます。
日本が輸出規制を撤回するまで不買運動は続く?
そして「不買運動がいつまで続くと思うか?」という設問では「日本が輸出規制を撤回するまで続くと思う」(40.
0%)、「少なくとも数か月は続くと思う」(38.
7%)、「数週間で加熱した雰囲気は和らぐと思う」(10. 5%)、「よくわからない」(10. 1%)、「その他」(0. 7%)と続きました。日本が輸出規制をすぐに撤回するとは思えないので、ますます不買運動の動きは大きくなりそうですね。不買運動は日本旅行に影響を及ぼす?
また、現在韓国で最も敏感になっている日本旅行への影響については「相当影響を受ける」(54.
6%)、「ある程度影響を受ける」(21.
4%)、「普通」(8. 8%)、「全く影響を受けない」(8. 3%)、「ほんの少し影響を受ける」(6. 9%)と、ほとんどの割合で影響を受けると回答をしていたことが明らかになりました。まとめ
このように、韓国ではますます不買運動が加速していく中、日本での韓国人観光客が少なくなっているという深刻な問題も起こっているのが現状です。最近も、高校生らが日本の大使館の前で不買運動を宣言するデモが起こりましたが、韓国人の怒りはまだまだおさまりそうにありません。