「ひぐらしのなく頃に」は竜騎士07によるサウンドノベルゲームです。マンガ化やアニメ化、更には実写化もされたため知名度としてはとても高い作品だと言えるでしょう。そんな「ひぐらしのなく頃に」シリーズですが、様々な派生作品があるためどんな順番でゲームをプレイすればいいのか分からないという人もいます。そのため各作品の特徴をまとめながらベストな順番を紹介していきます。
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・ひぐらしのなく頃に
原作はPC用同人ゲームです。その中でもストーリーが4部にわかれており、登場人物や設定は同じなのですがストーリーが若干異なります。
「鬼隠し編」では主人公の前原圭一が雛見沢村に引っ越してくるところからストーリーが始まります。この村は一見平和なように見えるのですが、実は数年前に不可解な連続未解決事件が起こっていることを圭一は知り、そのことについて調べようと行動を起こします。その中でどんどん仲間に疑念を持つようになり、自分は狙われていると感じるようになった彼は仲間を殺して逃走します。その先に待つ結末は自分の奇怪な死だとも知らずに。
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「綿流し編」では雛見沢村を牛耳っている園崎家に視点をあてたストーリーとなります。園崎魅音と双子の妹である詩音も登場するのですが、この村の連続怪死・失踪事件は園崎家の意向だという告白を受け、圭一たちはどんな行動に出るのかがポイントとなります。
「祟殺し編」では北条沙都子に焦点をあてたストーリーとなります。大好きな兄が失踪し、家族のいない沙都子のもとに叔父が帰ってくるのですが、その叔父からはひどい虐待を受けるようになります。なんとか力になりたいと思った圭一がとる行動とはどんなものなのでしょうか。
「暇潰し編」では若手刑事の赤坂衛の視点で語られたストーリーです。雛見沢神社の巫女である古手梨花に出会ったことで物語が進展していきます。
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この「ひぐらしのなく頃に」ではどの編においても謎を残したようなストーリーになっています。出題編とも言われているため、プレイヤーたちに多くの謎を残した状態で次の解答編へとうつります。そのため次にやるべきシリーズは「ひぐらしのなく頃に解」です。
・ひぐらしのなく頃に解
「目明し編」は「綿流し編」の解答編となっています。綿流し編の謎を明かしたようなストーリーになっています。
「罪滅ぼし編」は「鬼隠し編」の解答編で、「皆殺し編」は「祟殺し編」の解答編です。最後の「祭囃し編」は3部構成となっており、梨花が敵である鷹野に挑むストーリーです。1人では運命を打ち破ることができず惨劇を繰り返してきたのですが、最後には仲間たちの力を借りて奇跡を起こします。
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このようにひぐらしのなく頃に解は解答編がメインとなるので、最初のストーリーと関連付けてプレイする必要があります。内容が混ざって混乱しそうだと思うのであれば、原作の後に解をやるようにすれば一連の流れでできます。
・ひぐらしのなく頃に祭
これは出題編4編と解答編のうち祭囃し編を除いた3編をアレンジしたものです。それに加え新エピソードも追加されています。そしてこの祭をベースに作られたのが「ひぐらしのなく頃に絆」です。
写真:ひぐらしのなく頃に 10周年記念CD -you&history- 特設サイト
シリーズがあまりにも多いので混乱してしまう人が多いのですが、基本的な流れとしては出題編である「ひぐらしのなく頃に」をプレイし、その後に解答編の「ひぐらしのなく頃に解」をするのが基本となります。あとの作品はメインというよりはアレンジを加えた作品になるので「ひぐらしのなく頃に祭」をプレイした後に「ひぐらしのなく頃に絆」という順番になります。その他にもアプリゲームなどで様々な作品がありますが、それは基本の流れが終わってからプレイした方が良いでしょう。