結婚式にお呼ばれした際にはその華やかな雰囲気に負けないようしっかりとおめかしをしたいですよね。パーティードレスもこんな時くらいしか着る機会がありませんし、いつもとは違う非日常感を演出するためにも女性のヘアセットはとても大切です。自分自身の雰囲気に合わせるだけではなく、ドレスや装飾に合わせたヘアスタイルを施すことが大切なのですが、美容院でセットをお願いすると数千円もかかってしまいます。
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ただでさえご祝儀で数万円というお金がかかり、更には遠方から行くのであれば交通費や宿泊費など何かとお金がかかってしまいます。ヘアセットが自分でできるようになればコストダウンにもつながりますし、わざわざ美容院に行く手間も省けるでしょう。では結婚式にピッタリな髪型とはどんなものがあるのでしょうか。慣れていない人でもやりやすいようなヘアセットをいくつか紹介していきます。
・片側寄せ
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大人な女性を演出する髪型です。女性だけではなく男性ウケもよく、可愛らしさというよりは大人の色気を出してくれます。やり方としてはまず髪の毛を斜め上から斜め下に目がけるようにすくいあげます。大体全体の3分の1程度髪の毛が残るようにすればよいでしょう。残した髪の毛をくるくるとねじり、耳の下辺りでピンで固定します。それができたら最初にすくいあげた3分の2の髪の毛をもとに戻すだけで完成です。一部ピンで固定をしているので、コームをさして装飾をし、シンプルなヘアセットでも小物で華やかさをプラスすることもできます。髪の毛が長い場合にはわざわざこのようなことをしなくても片側に髪の毛を寄せておくだけで良いのですが、ミディアムやショートなどで片側寄せを行う場合には首もとを露出する側はピンでとめておかなければすぐにいつも通りの髪型になってしまいます。
・かんざしを使った夜会巻き
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大人っぽい印象を与える夜会巻きですが、襟足を残したり、すこしふんわり感を出したりすれば可愛らしい印象にもなります。一見難しそうな夜会巻きですが、かんざしを使えば簡単です。髪の毛をねじりあげ、束が硬い部分にかんざしを挿して地肌にそって奥までさしこむだけです。慣れれば5分でできるくらい簡単なので、結婚式という場面だけではなく普段使いもしやすいという特徴があります。最近のかんざしは着物に合うような和風のものだけではなく普段使いしやすいような装飾が施されたものも多いので、パーティードレスに合わせた髪型ができるでしょう。わざわざヘア小物を買わなくてもかんざしをさすだけで華やかになります。
・くるりんぱが近年の流行
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美容院で行うセットのように編み込んだり、髪の毛を部分わけして組み合わせたりというのは、自分の髪の毛が見えない人からすればセットが難しいものです。またピンもたくさん使うので面倒だという人もいるでしょう。そんな人でも簡単にできるのが「くるりんぱ」です。髪の毛を1つに束ねてゴムで結び、毛束の間に結び目をくるんと回して入れるという簡単なアレンジ方法です。シンプルではありますが普通に結んだだけという味気ない状態にちょっとアレンジを加えるだけで凝ったような印象を与えます。髪の毛を事前に軽く巻いたりすれば仕上がりにふんわり感が出ますし、ピンを使わないのでほどける心配もいりません。
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結婚式の主役は新郎新婦ではありますが、そこに列席するゲストによっても結婚式の品格がかわります。花嫁以上に目立つ必要はありませんが、こういった改まった場に出ても恥ずかしくないようにある程度の華やかさをもたせることは大切です。この3つの髪型は簡単なので少し練習すればすぐにできるようになります。自分の髪質に合ったもの、またドレスに合ったものを選んで事前に練習をしておけば当日焦ることもないでしょう。