「妖怪ウォッチ」は日本を代表する子供に人気のアニメの一つです。妖怪ウォッチは元々は2013年にニンテンドー3DS用に発売されたゲームソフトで発売当初は平凡な売れ行きでしたが、2014年にテレビアニメ化されてから人気が爆発しました。そして、バンダイから「DX妖怪ウォッチ」や「妖怪メダル」といった玩具が発売されるとこれらも爆発的ヒットとなり、販売当日には長蛇の列をなし争奪戦になるほどの社会現象となりました。
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そんな妖怪ウォッチですが、歴代の主題歌・エンディングもまた大人気を博したことで有名です。テレビアニメ放送開始時の主題歌は「ゲラゲラポーのうた」です。歌うのはキングクリームソーダでボーカルのマイコ、ラップのゲラッパー、低音ボーカルのZZROCKの三人から成るユニットです。「ゲラゲラポーのうた」はテレビアニメのヒットと共に大ヒットし、オリコン週間シングルチャートで初登場4位を記録しました。2014年の紅白歌合戦では企画コーナーに出演し、嵐とのコラボが実現しまし、紅白歌合戦以外でも多くの歌番組で活躍しました。
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「ゲラゲラポーのうた」と並んで有名なのがエンディング曲の「ようかい体操第一」です。歌うのはテレビ番組の企画から生まれたユニットDream5で、作詞と振付はラッキー池田さんが担当し、何でも妖怪のせいにしてしまう独特な歌詞と特徴的な振付が人気を呼び、こちらも社会現象を巻き起こしました。
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第37話以降はオープニング主題歌は「祭囃子でゲラゲラポー」と「初恋峠でゲラゲラポー」が奇数回と偶数回で交互に流されるようになります。この二曲はニンテンドー3DS用のゲームソフトの主題歌としても使われていて、「祭囃子でゲラゲラポー」が「妖怪ウォッチ2 元祖」の主題歌、「初恋峠でゲラゲラポー」は「妖怪ウォッチ2 本家」の主題歌でした。どちらも妖怪ウォッチの代名詞ともいえるゲラゲラポーを残しつつも、祭り調子や演歌調で一味違う個性を出しています。
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「ようかい体操第一」に続くエンディングは「ダン・ダン・ドゥビ・ズバー」で、こちらも前回に続きDream5が歌っています。一世を風靡したビリーズブートキャンプにインスパイアされたキャラクター「ブリー隊長」が特徴的な楽しい曲です。
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第63話以降のオープニングは「ゲラッポダンストレイン」です。歌うのは同じくキングクリームソーダで、やはりゲラゲラポーを活かしながらもダンサブルな曲調となっていて、2015年に発売されたゲームソフト「妖怪ウォッチ2 真打」のテーマ曲になっています。
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第51話以降のエンディングはAKB48から生まれたユニットのニャーKBーwithツチノコパンダが歌う「アイドルはウーニャニャの件」です。妖怪ウォッチの中で登場するジバニャンイチ押しのアイドル「ニャーKB」が実写化された形となった人気曲です。
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第77話以降のオープニングはやはりキングクリームソーダによる「人生ドラマチック」です。これまで全てのオープニング曲に組み込まれていたゲラゲラポーのフレーズが出てこない曲で、これまでの曲調とはガラッと変わり大人っぽいオープニング曲となりました。
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そして第102話からは「照國神社の熊手」、第130話からは「ゆーがらお友達」です。この曲はゲームソフト「妖怪ウォッチ3 スシ/テンプラ」の主題歌でもあり、「You got a OTOMODACHI」を「ゆーがらお友達」と発音するポップな曲調が印象的です。
第151話からは「バンザイ!愛全開!」、第179話から現在が「ゴールド・・・なんちゃって!」で全てキングクリームソーダが歌っています。
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エンディングは第68話からDream5の歌う「ようかい体操第二」が採用され、ハワイアン調のようかい体操が人気となりました。
そして77話以降は人気キャラクターのUSAぴょんの声をつとめるDream5の重本ことりを中心としたユニットによる「宇宙ダンス」、102話からは同ユニットによる「地球人」、そして130話からはアイドルグループLinQによる「ふるさとジャポン」、151話からは「トレジャー」、179話からは妖ベックス連合軍という特別ユニットによる「ハロ・クリダンス」となっています。