アメリカで父親が打ったゴルフボールに当てられて、当時6歳の女児が死亡したという悲しい事件が発生しました。
CNNなどのメディアにより、父と一緒にユタ州のオレムに位置する「リンクスアットスリーピーリッジ」のゴルフ場を訪れた6歳の女の子が、ゴルフボールに当てられて死亡したことが報道されました。
報道によると、アリエルと呼ばれているこの少女は、父親と一緒にゴルフ場を訪れていた際に亡くなりました。 CNNによると、アリエルは当時、ゴルフカートに座っていたのだが、そのお父さんが打ったゴルフボールが首筋に当たってしまい、病院に運ばれた数時間後に、最終的に死亡したと伝えられました。
アリエルの叔父であるデビッド・スミスは地元メディアに対して、アリエルとお父さんは「ゴルフ友」だと説明していました。スミスは、「アリエルはお父さんと一緒にゴルフ場に行くのが好きで、この二人と一緒にゴルフ場に行くのは、日常的なことであると同時に、重要なスケジュールでもありました」と語っていました。
だが、思わぬ事故が起きてしまい、アリエルが亡くなったことで、お父さんのケルレン・スミスは大きな衝撃を受けました。アリエルの家族は、アメリカの募金サイトを使用して、アリエルの死の知らせながらも葬儀費用の募金に乗り出したことが分かりました。
警察側に関しては、正確な死因を調べていることが分かりました。オレム警察署によると、「アリエルが乗っていたゴルフカートは、アリエルのお父さんを基準にして、左から45〜90度の間に位置しており、その直前でも直後でもありませんでした。よって、運が悪かった悲しい事故」だった説明していました。
今回の事故について、現地のゴルフ専門家であるスティーブン・マレットはこのように述べています。
「ゴルフコースでは、人々が頻繁にゴルフボールに当てられて、ケガをすることもよくありまます。だが、このように死亡に至った事故は過去に一度も聞いたことがありません」
「ゴルフコースでは珍しい、絶対に想像できない事件です」
しかし、以前にニュージーランドでも似たような事故が起きました。2018年2月にニュージーランドのクイーンズタウンのゴルフ場で友達と一緒にゴルフを楽しんでいた20代の男性は、友達が打ったゴルフボールで頭を打たれて死亡した事件が起きました。当時のメディアの報道によると、この男性はボールを打った友人の右側に立っていたが、病院で脳出血の手術を受けた4日後、最終的に死亡したことが分かりました。
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