ナインティナインの岡村隆史(48)が27日深夜、ニッポン放送『ナインティナイン岡村隆史のオールナイトニッポン』(毎週木曜25:00~)に出演。雨上がり決死隊の宮迫博之(49)が反社会的勢力の忘年会に出席したとして所属事務所から謹慎処分を受けたことに、「ほんまに腹立つわ!」と悔しさをにじませました。
岡村は「本当に吉本も大変なことになってしまいまして、会社が決意表明を発表するくらいの騒ぎになってしまいました」と話を切り出すと、「まさかこんなことになるとは思ってなかったんでしょうけど、結果的に何人ものお笑いに人たちが謹慎になり、今日新たに無期限で謹慎するコンビも出てきてしまった」と状況を説明しました。
さらに、「いろんな人と話をしても、最初に『お金をもらってました。申し訳ございません。反社会的勢力の方たちとは知らなかったです』って言うとけばこんなことにはならなかったんじゃないかって。どう考えてもそこなんですよ」と、“うそ”がさらに騒動を大きくしてしまったと思われたことを指摘しつつ、「僕ももし突撃されたら、『お金もらっていないと思いますよ』って言ってしまっていたかもしれない。でも、あかんことはあかん」と話していたことが明らかになっています。
同日、自身のラジオ番組でこの闇営業騒動について言及した岡村ですが、謹慎処分を受けた芸人たちとは「何人かとは話した」といいましたが、宮迫には「何て声掛けたらええのかわからへんから連絡もとってない」といいます。
また、吉本興業は給料が低いことでも有名ですから、岡村は若手芸人たちの闇営業を行うことにはある程度理解を示しつつも「宮迫さんとか(ロンドンブーツ1号2号の田村)亮とかは、そういうところに行かんでもエエというか、仕事ちゃんとあるのに、そういうところに行ってしまった」、「一緒に頑張ってきた人たちがそういうところに行ってしまった。ほんまに『なんでやねん』っていう思い」と怒りと悲しみの思いを嘆きました。
岡村と宮迫は90年代に活躍したユニット「吉本印天然素材」から苦楽をともにしてきました。宮迫は今や売れっ子芸人として冠番組を持っていますが、コンビとして売れるまで長い道のりを苦労してきたといいます。長年、芸人として付き合ってきた岡村は宮迫に対し、「遠回りしましたけど、しっかり仕事あるじゃないですか。そんな人がこんなところに行かなくても全然良かった。でも行ってまうねん。ほんまに腹立つわ! こんなところにいかんでもええのに……。相方がかわいそうやん」と述べました。
これにはネット上からも以下のようなコメントが寄せられています。
「同業者としては、”最初に『お金もらっていました。すみません』って言うとけば、こんなことにはならなかったんじゃないか”というここに一番腹が立つだろうね」
「宮迫さんと昔からの仲間だからこその岡村さんの怒りでしょうね。昨日のラジオは聴いていてとても複雑な感情になりましたが、本音で語る岡村さんは素敵だと思いました。」
「蛍原かわいそう。入江の悪どい誘いに乗った芸人と乗らなかった芸人の違いは何だろう?宮迫にいたっては若手でもないし、それほど金に困っているようにも見えないのになあ。」