新しい元号・令和への改元から1カ月が経ち、宮中晩餐会、天皇・皇后両陛下の「おもてなし」に、トランプ大統領訪問が終わりました。しかしその一方で両陛下をお支えする皇嗣家については「最近の秋篠宮ご夫妻のご様子は只事ではありません」と宮内庁担当記者が話しています。
宮内庁担当の記者はつづけて、「4月30日から翌日にかけての一連の儀式の間も、秋篠宮さまのご表情はすぐれませんでした。また5月22日には、皇后さまが日本赤十字社の名誉総裁として初めて臨まれた『全国赤十字大会』が開かれたのですが、溌剌とされていた皇后さまとは対照的に、紀子さまはうつむきがちで、笑顔も乏しくておいででした」と話しています。
その理由として考えられるのが、ここ最近ずっと報道され続けている、いまだ解決を見ない「小室問題」です。この眞子さまと小室さんの問題でご心労の絶えない秋篠宮さまであるにもかかわらず、さらには、悠仁さまの通われる中学校では、連休前に刃物男侵入事件が発生し、その犯人が「悠仁さまを刺そうと思った」と供述する等、紀子妃の心労は想像に余ります。
さらに皇室ジャーナリストは以下のようにも語っています。「昨年の秋以降、紀子さまの実弟であり、東京農業大で准教授を務める川嶋舟(しゅう)さんに関する記事が、複数のメディアで報じられました。それらはいずれも、舟さんが特定の団体のいわば“広告塔”のような役割を担わされているといった内容だったのです」
その疑惑の一つとして、議論されているのが、舟氏が監事を務める一般社団法人「日本食文化会議」のHPで、”多角的視点からの「日本食文化」を、国内外に発信し、食文化の共有による世界平和への貢献を目的とする”とうたい、舟氏が他のメンバーらと写った写真を掲載しているというものです。また役員紹介欄では、舟氏とともに「旧米沢新田藩主」「明治天皇の玄孫」という肩書きも記載されており、それとともに年会費1口10万円という「特別賛助会員」も募集しています。
しかしこれに対して皇室ジャーナリストは「皇室にご縁のある方も参加されていますが、もともとうちの団体は東京農大の関係者が多く、川嶋先生もそのお仲間として、学生時代の研究がそのまま発展したというだけです」とし、あくまで研究の延長で、皇嗣妃の実弟という立場とは、無関係であるとしました。
他にも複数の民間団体との関わりが報じられていますが、皇族方、わけても未来のお世継ぎであられる悠仁さまの叔父ともなれば、慎重過ぎるということはなく、可能な限り配慮することがよいと言えます。それは、研究者としての理念とはかけ離れ、結果として「皇室利用」といった現在小室さんにもたれている疑惑をもたれかねないからです。