今夏、韓国で「戦闘(セント)」なる反日映画が公開予定とされていますが、これがまたずいぶん史実が曲げられた作品だと話題になっています。
韓国での反日映画は、歴史的事実を無視した娯楽映画をもとに、世界にデマを広めつつあるともいわれています。その韓国で公開予定されている反日映画に、俳優の北村一輝(49)が出ているといわれています。撮影はもう終了しているとのことですが、なぜ北村一輝は反日映画に出演を決めたのか、真相に迫ってみようと思います!
反日映画は徴用工をテーマにした「軍艦島」(2017年)しかり、慰安婦問題の「鬼郷」(16年)しかり。いくら娯楽といえど、近年の韓国映画は度を越しているともいわれています。
韓国の反日映画のほとんどは、日本人はひどく悪者扱いにされ、描蛮行の限りを尽くすというのが定番になっています。
「『戦闘』は、日本統治時代に活躍した独立活動家が率いる抗日ゲリラ団の戦いがテーマ。今年は、日本の朝鮮半島統治に抵抗して起きた三・一独立運動から100周年ということもあって、分かりやすい反日映画になっています」(韓国映画会社関係者)
また、映画の中でも最大限のみどころとなっているのは、1920年6月に起きた、鳳梧洞(ポンオドン)戦闘だといいます。
「鳳梧洞(ポンオドン)戦闘は、日本人にはまったく馴染みのない戦闘ですが、韓国では教科書にも載っていて、ほとんどの国民が知っている。三・一独立運動後、各地で繰り広げられた独立軍と日本軍の戦いのうちの一つであり、初めて日本軍に勝った戦闘という位置づけなのです」(韓国映画会社関係者)
では、北村一輝の役どころはどこなのでしょうか。また、どうして出演することを決めたのか。
韓国の映画会社関係者は「鳳梧洞で戦ったとされる日本軍の冷酷な少佐ですが、北村さんクラスの日本人俳優がこのような反日映画に出たなんて、記憶にありません。こちらのスタッフのなかでも、“彼のような人気俳優が出て大丈夫なのか”との声が上がっていたんですから」と語っています。
続けて、「事務所は反対の意向だったといいます。明らかな反日映画ですから。仮に『戦闘』が史実とかけ離れ、日本国内で問題視されれば、彼が起用されているキリンビールなどのCM打ち切りの可能性だってある。なのに、“どんな役でもこなすのが俳優”という彼の信念で出演が決まった。事務所ではなく、北村さん本人の判断だったようですよ」とコメントし、北村本人の判断で、出演が決定したことが明かされています。
彼が人気俳優たるゆえんは、その信念にあるのでしょうか。多くの芸能関係者がこのように語っています。
史実に反していると指摘されようと、“日本人が悪いことをしたのに変わりはないでしょ”というのが韓国。むろん、どんな映画の役でも引き受けた以上は台本通り演じ切るのが役者の本分で、それが北村の信念でもあったのでしょうね。
ネット上では、以下のようなコメントが寄せられています。
「依頼されればどんな役でも受けるのが役者魂という信念も結構だが役者である前に日本人としての誇りをどう考えているのか聞いてみたい。」
「役者である前に日本人。日本人のファン(私もその一人)を裏切るようなことはやめてほしい。今の役者としての地位を築いたのはあなたの努力かも知れないが、それを支持し支えてくれたのは日本人のファンであったことを忘れないでほしい。」
「なんか残念だなあ」