tokioといえば、バンドとして活動を行っているジャニーズの中でも異色のグループです。歌とダンス、そしてルックスで多くのファンを得ているジャニーズではほかにバンド形式を専門として行っているグループがいないだけでなく宙船を始めとして数多くの名曲をリリースしていて、音楽番組に出たときなどは存在感があります。しかし、最近はアーティストとしての活動以外の部分で注目を集めているのです。
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tokioはデビュー当時からバラエティ番組に多くの出演機会を得ており、1995年に深夜番組としてスタートした「鉄腕DASH」という番組ではジャニーズアイドルらしかぬ様々なことに挑戦しています。その一つが村を作ることで、福島県の一角に土地を借り、農作業から家造りまでありとあらゆることを自前で行うというコーナーを行っていたのです。
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現在は東日本大震災の影響で村づくりは中断していますが、村で培った農業の知識と技術を活かして全国の農家を巡り、その土地ならではの農作物を紹介しています。農業の知識と技術はアイドルとは思えないほどで、視聴者からはアーティストではなく農家が職業だと言われることもあるのです。
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そんなtokioはデビュー当初から5人のメンバーで活動を行ってきました。リーダーを務めているのは城島茂で、バンドではリードギターを担当しています。ギターの腕前は一級品で、作詞と作曲もこなすミュージシャンとしての側面も持っています。また、農業ではtokioの中でも随一の知識を持っていて、農業新聞を愛読しているという熱の入れようです。ほかのメンバーからは頼りないと言われることもありますが、そのキャラクター故に愛されている人物なのです。
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バンドでベースを務めるのは山口達也です。城島と年齢が近く、リーダーを補助する存在としてtokioでも大きな影響力があります。山口は村づくりにおいて建築技術に長けていて、本職の大工から弟子入りしてもらいたいと言われることもあるほどの技術を持っています。現在の番組では愛知県にある島で石橋や水路などを作っていますが、必要な道具があればすぐに自前で作ることができるため尊敬の念を得ているのです。また、tokio随一の力持ちでもありそのパワーで家だけでなくtokioそのものも支えているのです。
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国分太一はキーボードを担当しているだけでなく、ボーカルに合わせたコーラスも高い評価を得ています。鉄腕DASHでは画面に映る機会が少ないためあまり参加していないと思われがちですが、それは誤りです。柑橘系の果物など成長に時間がかかる農作物や炭作りなど完成までに年月を必要とするものを担当しているため、画面に映っていないところで着々と作業を進めているのです。
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松岡昌宏はナルシストの一面を持つtokioのムードメーカーです。テレビに映るときにはおふざけが過ぎるキャラクターとしての印象が強いものの、その性格は鬱屈となりがちな単純作業において大いに重宝されます。松岡の発言によって場が和み、作業が順調に進んでいることを忘れてはなりません。バンドではドラムスを担当していますが、音楽雑誌にも登場するほどの実力です。
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長瀬智也はバンドtokioのフロントマンで、ボーカルとリズムギターを担当しています。デビュー当時はタンバリンでしたが、リーダーである城島にギターを習ってリズムギターを任せられるほどの実力を身につけました。最近の楽曲では作詞と作曲を務めることが増えていて、名実ともにtokioの顔として高い人気があります。鉄腕DASHでは趣味を活かした企画を担当することがあり、過去にはマグロ漁船を修復するという大仕事を成し遂げました。
