野球アニメといえば巨人の星という方は少なくありません。星飛雄馬の幼少期から野球を通じて教えてくれるヒューマンドラマもそうですし、「もしそんな魔球があったのなら」という夢物語が実現した時のワクワク感は変え難いものがありますよね。とはいえ星飛雄馬が実現したらどんな選手なんだというと一度は想像したことがあるはず。様々な観点から今のプレイヤーに当てはめて面白おかしくまとめてきました。
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まず星飛雄馬の持ち球はストレートと大リーグボール一号、二号、三号です。大リーグボールは実現不可能ではありますが、特徴を考えながら実際の選手と照らし合わせて見ましょう。
まずストレートだけで他の選手を圧倒するという点です。これは藤川球児がちょうどいいかもしれません。海外ではからっきしといった具合でしたが日本球界において彼のようなストレートを投げる投手は少ないです。えっ？左投げじゃない？そんなことは気にせずいきましょう。
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大リーグボール一号は構えている打者の頭へボールが飛んでいき、バットにあたって打ち取るというものです。実際に構えている打者のバットめがけて投げる投手はいませんが、コントロールがよくないことととんでもないスピードボールを投げるという点を評価して、元巨人の抑え投手であるクルーン投手をピックアップ。打者が怖気付いてしまうという点も大リーグボール一号の着眼点と似ているのではないかと思います。最終的には自チームの選手も怖気付くような投手となりましたが。
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大リーグボール二号は消える魔球。ボールが消えたかのようにキレのある変化球を持っている投手ということでダルビッシュ投手をノミネートして見ました。力強いスピードボールとどれも一級品の変化球、打者にとって翻弄されるというだけでなく、ボールが消えたような感覚になっていたことでしょう。スピードボールを持っているという点も評価できるポイントです。
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最後の大リーグボール三号は楽天イーグルスの抑え投手である松井選手をノミネートして見ました！高校野球の奪三振記録を保持したあのスライダーは伝説級と言えるでしょう。打者にとってはわかっていても当たらないという変化球。大リーグボール三号はバットをよける魔球ですが、当たったと思って当たらない変化球を持っていることとインコースへズバッと投げられる度胸の強さも星飛雄馬に似ているのではないかと思ってピックアップして見ました。
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左投げが一人しかいないという事態になってしまいましたが、どの投手も業界を代表するような選手でした。能力だけに限らずインパクトを与えてきた投手として星飛雄馬に似る部分があるのではないかと思います。
もし、星飛雄馬が現在の日本プロ野球に登場したらどんな投手だったのでしょう。大リーグボールは実現できないとしたら持ち球はストレートのみ。精密機械のようなコントロールをもち、とんでもないスピードボールを投げたとしても日本球界の真ん中くらいで終わってしまうと思います。せめてフォークボールやチェンジアップのように打者を悩ませるようなボールがあれば、彼の精神力、球威も合間って球界の代表投手になるかもしれませんよ。
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左投手とはいえスピードのある球を投げる選手は腐るほどいます。早いだけでは通用しないのが野球ですよね。星飛雄馬はそのような観点で考えれば使い物にならない選手になってしまうということです。アニメの映像を見る限りでは活躍したかもしれませんが、さすがに日本を代表する打者たちが黙っていないでしょう。データ班から配球を読まれた時には目も当てられません。星飛雄馬がもし現在の選手ならどれくらいなの？と想像して見ると野球の変化について気付けるので面白いかもしれませんね。
