メジャーリーグならではの練習方法、調整方法が上手く合わず、徐々にコンディションを崩していきます。食生活も乱れて、体重はどんどん増加していきます。一時は体重が100kgを越えた時期もあり、野球選手としては明らかにコンディション調整不足です。増えすぎた体重により、松坂大輔はケガも増え始めます。体重を支える下半身は肉離れや捻挫が増えて、ピッチャーとしてメジャーリーグの舞台で活躍すことができなくなります。このような状態になってしまった原因の一つに、奥さんの存在があると思います。
松坂大輔の奥さんは元アナウンサーで、スポーツ選手、野球選手のことをそこまで理解していないです。野球選手の奥さんは、食事管理、栄養管理ができなければ野球選手の奥さんとしては失格です。松坂大輔が野球選手として落ちぶれてしまった原因の一つは、間違いなく奥さんです。このように、野球選手は思いもよらないことで落ちぶれていくものです。今の西武には、才能がある期待のピッチャーがいます。そのピッチャーとは菊池雄星です。
菊池雄星は左利きで、ストレートの最速は松坂大輔以上とも言われています。菊池雄星は西武の先発ローテーションの一角を担っており、西武のピッチャー陣の中心選手になっています。年齢的にも若手から中堅に差し掛かる時期で、伸びのあるストレートと、切れのある変化球に加えて、ピッチングにも安定感が出始めています。
ピッチャーは伸びのあるストレートと、切れのある変化球だけでは勝つことはできません。シチュエーションに応じてピッチングのスタイルを変えていかなくてはいけません。長年プロ野球でプレーをしていると、相手チームはピッチングのクセや、データを知ることができます。そうなると従来のピッチングでは勝つことが難しくなります。それでも勝ち続ける選手というのは、ピッチャーとしての賢さを持っている選手です。元ジャイアンツの桑田などはピッチャーとして賢い選手で、才能に加えて頭を使って勝利を積み重ねていました。伸びのあるストレートと、切れのある変化球を持った菊池雄星が、ピッチャーとしての賢さを身に付ければメジャーリーグでも活躍できるはずです。
菊池雄星はメジャーリーグに行くための準備は整いました。英語が堪能なアナウンサーを奥さんにして、菊池雄星自身もメジャーリーグに挑戦するつもりでいました。しかし、球団はメジャーリーグへの挑戦を認めず、メジャーリーグ挑戦は来年に見送りになりました。球団は、まだ十分な活躍をしていないという判断で、今回のメジャーリーグ挑戦を見送ったのだと思います。菊池雄星がメジャーリーグに挑戦するには、今年の活躍が大事になってきます。
今では立派なプロ野球選手に成長した菊池雄星ですが、プロ入り直後はまだまだ人間的に未熟で、若気の至りで多くの失敗を経験しています。一番有名なのは風俗に関する失敗です。若手の寮に出張タイプの風俗嬢を呼んだり、夜の街で風俗にはまっているという噂もありました。風俗王子という恥ずかしいあだ名を付けられた菊池雄星ですが、現在は汚名を返上しています。