明太子は白いご飯によく合うおかずとして日本人に親しまれています。スケトウダラという魚の卵巣をスケトウダラを塩蔵加工した後、昆布だしや、酒、みりん、唐辛子などが含まれている特殊な調味液につけます。
何故、明太子というのか、それは朝鮮語が由来になっています。元の原型のようなものは朝鮮半島にあり、スケトウダラをキムチ風につけたものです。それを日本人向けに調理したのが日本の明太子です。
写真:やまやの食卓
白いご飯に明太子をのせる
写真:さとふる
一番簡単でシンプルなレシピは、白いご飯に明太子をのせるだけです。塩辛い味付けが食欲をそそりますので、ご飯が何杯でもおいしくいただけることでしょう。
他にもゆでたスパゲッティにほぐした明太子とバター刻んだ海苔をあえるだけで明太子パスタを作ることができます。簡単なレシピにも関わらず、とても美味しいのでおすすめです。
また明太子入りのおにぎりなら子供でも簡単に作ることができますので、お弁当に持っていってはいかがでしょうか。
明太子入りのちょっとピリ辛の卵焼き
写真:錦見鋳造
いつもの卵焼きを作る時に、明太子を中心にして巻けば明太子入りのちょっとピリ辛の卵焼きを作ることができるでしょう。甘い卵焼きと、ピリ辛味が混じり合っていますので、ご飯もすすみます。お弁当のおかずのアクセントになりますし、色どりも黄色とピンクでとても綺麗になることでしょう。
明太子トースト
写真:小林カツ代
お酒のおつまみに、おすすめのレシピがあります。それは明太子トーストです。明太子は切り込みを入れてから、包丁で中身を取り出し、オリーブとすりおろしたニンニクと一緒に混ぜます。食パンにこのディップを塗り、トースターでこんがりするまで焼きましょう。仕上げにドライパセリを振ると、鮮やかな緑がアクセントになり、美味しくいただくことができるでしょう。
栄養価高い明太子
写真:世界の水産物といえばSHUEI
明太子はスケトウダラの卵巣が原料になっていますので、栄養価も高いのが特徴です。タンパク質やビタミン、DHAを豊富に含んでおり、特に抗酸化作用の高いビタミンEが含まれていますので、活性酸素を除去することができ、しわやたるみ、シミなども解消してくれる効果があります。さらにビタミンEも含まれていますので、疲労回復効果、新陳代謝の促進、皮膚や粘膜を正常に保つ効果、貧血予防効果などがあります。脳の機能を活性化させるチロシンや精神安定効果や不眠症を解消する効果があるトリプトファンなども含まれていますので、健康にも美容にも効果的な食品です。
色々なレシピの応用ができますので、毎日積極的に食べ続けたい食品の一つでしょう。