最近では裸で芸をする芸人がゴールデンタイムの番組に堂々と出る時代になりました。おそらく、裸ではあるがネタ自体は下ネタではないことが要因ではないでしょうか。体もきちんと見る人を意識して毛を剃っていたり手入れをしていて、不快感を感じさせないように努力しているみたいですね。
写真:ハゲラボ
テレビでの下品な発言や行動に対して世間の目がとても厳しくなってきた時代なので、体を張ったネタをする芸人にとってはテレビ出演が難しく、テレビに出れないということで知名度も上がらずに芸能界の底辺でくすぶっている人達が多いことでしょう。
そんな中、江頭2:50は昔からの芸風のまま、今でもテレビで活躍しているのはすごく不思議です。ハゲているおじさんで、黒いスパッツ一丁だし、ネタも下ネタというかすぐ全裸になるし、嫌われる要素だらけといってもいい彼は、なぜにこの厳しいテレビ業界に生きていられるのでしょうか。
「男らしい」「かっこいい」と見る人が多い
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嫌いな人もいるでしょうが、彼のこの一貫性をある意味「男らしい」「かっこいい」と見る人が多くいるという事実があります。下品であるこの芸風で笑わせる、放送コードギリギリ(超えてしまうこともありますが)を求められるがままにしてみせる、その姿勢が視聴者をドキドキハラハラさせて、だんだんと江頭2:50が番組を滅茶苦茶にする様子がまた見てみたいと思わせる心理が働いてしまいます。
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そんなくだらないことなら、無名な芸人がテレビでの自分を印象付けるためにすることもできるでしょうが、彼がこれをやり続けて、それ以外のことはしていないことが凄いと思わせるのです。名前が売れたら危険なネタは辞めてもテレビには出れるはずなのに、真面目に真摯にこの江頭2:50でいることを選んでいるのです。
裏ではしっかりした考えを持った大人であるところ
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裏ではしっかりした考えを持った大人であることも、業界人に好かれているひとつでしょう。どんなにブレイクして人気があったとしても、裏でもバカをやり続けてマナーを守らない人間は、一般社会と同じでダメですよね。
彼に対する周りの人の評価はなぜか良いものが多いんです。東日本大震災の時も、一個人として福島県いわき市の老人ホームへ支援物資を届けたりもしています。
下ネタをかっこよく魅せることのできる江頭2:50
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良い人エピソードがある彼ですが、それに対して素直にハニカムことなどなく、彼らしく否定をしたりしているところも何だかかっこいい人間だと思わせてくれます。ここまで下ネタをかっこよく魅せることのできる江頭2:50は、これからも私たちの期待を裏切らないで居続けてくれるでしょう。