国民的人気グループの嵐が、デビュー15周年を記念して、2014年の9月19日と20日にハワイでデビューコンサート「ARASHI BLAST in Hawaii」を実施しました。また、今回のハワイ公演で販売されていた、バッグやアロハシャツなどの色々な嵐のグッズは飛ぶように売れていたということです。このコンサートでの経済効果は、なんと20億円以上とも言われ、成功をおさました。しかし、その舞台裏では、手際の悪さが浮き彫りになるなど、ファンからクレームがあったとされています。
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かなり高額なチケット料金設定
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まず、このコンサートは国内ではなく、ハワイで開催されるというだけあって、かなり高額なチケット料金を設定していました。これは、ライブツアーと称し、往復の飛行機代や宿泊費などがパックでついてくるプランで、4泊から6泊できるものです。そして、このグレードにより異なりますが、およそ30万円から50万円を超えるものまであり、平均的なサラリーマンの1か月の給料並みです。それなのにもかかわらず、飛行機の座席はエコノミーで、現地での食事のオプションも付いていませんでした。しかし、大好きな嵐をみるため、ファンは仕方ないと考えていました。
意外な事態が発生?
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ですが意外な事態が発生します。それは、コンサートの初日に運営する側の不手際で、ファンが全員入場する前に、コンサートが始まってしまったのです。このツアーの参加者は、宿泊しているホテルからコンサート会場のコオリナまで、送迎のバスで往復することになっています。スケジュールは、午前中に移動して夕方開催ということになっていました。その中で、ファンは猛暑の中で何時間も列に並んで、待ち続けていたのですが、入場の際の段取りや、手際が悪くまだ1000人以上の観客を外に残したまま、始まってしまったのです。
その他の問題
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さらに、他にも問題がありました。それは、ツアーの参加者は送迎のバスが来ないと帰れません。しかし、コンサートが終わって会場から帰る際に、迎えのバスが渋滞に巻き込まれてしまい、1時間以上待つことになってしまったのです。さらに、待っている間に不運にも雨が降ってきてしまい、ずぶ濡れになったひともいたそうです。これでは、ファンが可哀そうですね。
慣れない海外公演
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このような事態になってしまったのは、慣れない海外公演を行ったことが原因だと考えられます。ハワイの現地のスタッフや携わっている関係者などと、きちんとコミュケーションや段取りをしなければなりません。もし次回、海外公演を行うのであるならば、このような失敗はしないようにして欲しいです。