変体仮面パンティ被った男が悪を懲らしめるという痛快なギャグマンガです。名前の通りにかなり変体的なアニメが原作なのですが、これがまさかの実写化されることになりました。人気があるという点では問題はなく妥当ともいえたのですが、内容が内容で変態なだけに実写となるかどうかは微妙なところがあったのです。
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変体仮面は鈴木亮平氏
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実写キャストは豪華な顔ぶれとなっていて、主人公の変体仮面は鈴木亮平氏でした。これが意外と思う人もいるかもしれませんが、かなりノリノリだったという話もあります。というのは、この選定には有名な俳優でもある小栗旬氏が関与しているということがあったのです。
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そもそもこの話が実現したのはこの小栗旬氏の意向が強く働いたからで、自ら主演をつとめたいところがあったようですが、スポンサーなどの関係でこの夢は実現しなくて、それならばということで、指名されたのが鈴木亮平氏ということのようなのです。そして、小栗旬氏は脚本協力という肩書きで、スタッフの一人としてこれに参加することになりました。
変体仮面を演じるにあたって
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鈴木亮平氏は変体仮面を演じるにあたって、大変な意気込みで15kgの増量をした後で、筋力トレーニングをすることで、鋼のような筋肉美を作ったともいわれています。他のキャストも豪華で清水富美加氏、片瀬那奈氏、ムロツヨシ氏などが脇を固めていて、内容とはかなり違って気合の入ったものとなっているのも特徴的です。
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愛子ちゃん、どうか俺の闘う姿を見ないで欲しいなどという戦うヒーローにはあるまじき言葉を吐いて戦う姿はまさに滑稽そのものという感じになっています。あり得ないようなヒーローが真面目に演じられているところがまた面白さを誘うということになっているのかもしれません。
話題性が抜群の変態ヒーロー
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興行収入が1億円を突破するほどの人気となった映画ですから、この変態をヒーローにするという目論見は当たったということになるのかもしれません。話題性は抜群で、何といってもインパクトがあるということが大きかったのかもしれません。映像と内容とのギャップを楽しめたということになるかもしれません。他に似たようなものがないという意味でも明らかに差別化が出来ていて、こんなものもあるのかということを感じた人も多いのかもしれません。キャストを見ると、真面目なもっとすごいものが出来そうな感じがするだけに、その違和感が面白いと感じたのかもしれません。PG12指定に指定されるなどなかなか話題に豊富な作品でした。