セミロングの髪の毛をただ下ろしているだけではバリエーションも少ないですし、何となく地味な印象を与えてしまいます。
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セミロングの髪の毛にゆるふわのパーマをかけている人などは、個性もあってとても印象的に映りますが、パーマには色々な種類があって髪質によっても合う合わないがありますので、仕上がりが自分の思っていたものと違っていたということもよく起こります。希望通りにならなかったということがないようにまずは基本的な種類と仕上がりを知り、セミロングの髪の毛をもっと楽しみましょう。
パーマをかけるのなら?
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パーマをかけるのなら、ロッドの大きさによる違いを知っておかなければなりません。髪の毛を巻く時に使用するロッドには様々種類があり、大きさの違いだけでなくロングロッドや円錐ロッドなどの形状が異なるタイプもあります。これを希望するヘアスタイルによって使い分けるのですが、よくパーマの強さといわれているのはロッドの大きさのことを指し、ロッドが小さい方が強いパーマがかかります。
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巻き方でウェーブやカールにできますが、ウェーブはS字になっているものです。カールは毛先の形状がCやJの状態であり、全部が同じではなくて毛先だけ緩くかけて中間部分を強くしたり、その逆も行えます。
パーマの種類
パーマをかけたくなって調べてみると、デジタルパーマやエアウェーブという言葉はよく見かけます。しかし、それ以外にもお店特有の名前がついていたり種類が多すぎたりして把握するのが大変です。主に覚えておきたいのは四つであり、コールド・デジタル・エアウェーブ・クリープを覚えておくと基本は押さえられます。
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コールドは濡れている時にカール感が出て、乾くと弱まります。乾くとカール感が足りなくなることも多いので、ムースやジェルで調節します。デジタルは形状記憶型であり、乾かした時にもカール感がよく出ます。そのため、乾かすだけでコテで巻いたときのようなカールが実現できますし、スタイリングの時間も短くなります。
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最近よく耳にするエアウェーブは低温での施術で髪の毛へのダメージが少ないのが大きな特徴です。感覚的には弱いデジタルパーマのようであり、ふんわり軽やかな仕上がりになります。はっきりとしたカールが出ない分、自然で柔らかな印象になります。
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クリープも仕上がりはふんわり柔らかな印象です。どのような髪質の人にも向いている施術であり、コールドパーマよりも持ちが良いタイプです。カール感は明瞭には出ませんので、くっきりパーマにしたい人には向きません。