テレビ番組の中で、芸能人が催眠術をかけられている内容の番組を見たことある人も多いかもしれませんが、番組を見てわかるように、催眠術にかかりやすい人とかかりにくい人の二つのパターンが存在しています。催眠にかかりやすい人は、いくつかの条件やパターンにあてはまっているといえるでしょう。
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催眠術にかかりやすい人の特徴
催眠術にかかりやすい人の特徴としては、まず一つ目に想像力が豊かということがあげられます。
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催眠術師が言っている言葉を理解して、想像することによって反応するため、知能が高いという解釈もあります。イメージがわきやすい人は、スムーズに催眠術を受け入れることができるでしょう。催眠術師がいう言葉を理解できないのであれば、意識の中に迷いが生じるので、かかりにくくなってしまいます。そして自分の中に受け入れられないものがある場合には、催眠に入ることは難しくなるでしょう。
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つまり外国人が日本人の催眠術師の催眠術を受けた際に、当然日本語が理解できなければ催眠にかからないことになります。同時に言葉の意味を理解しにくい子ども、催眠がかかりにくいと言えるでしょう。
信じやすい人もかかりやすい?
次に信じやすい人や、他人に自分をゆだねられる人も催眠にかかりやすいと言われています。お互いのことをよく知っている関係であれば、信頼関係が構築されます。
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しかし初対面の場合には、短時間のうちに相手のことを信頼することはなかなか難しいものです。そのため催眠術師にとっては、催眠をかける相手との距離をいかに近づけるかということが大切になってきます。その一方で催眠をかけられる相手は、催眠術師を信じて、すべてをゆだねると、そのかかりやすさが大幅にアップするといわれています。
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催眠術師のことを疑わずに受け入れることができるならば、催眠にかかりやすくなるでしょう。しかし言葉の端々に疑問や不安を生じている場合には、スムーズに催眠をかけられない場合も多いでしょう。
思い込みが強い人
次に思い込みが強い人です。思い込みが強い人は催眠にかかりやすいと言えるでしょう。催眠を疑っていると、深く催眠にかかることはありません。催眠術師は様々な方法を使って、相手にすごいと思わせるように工夫をしています。このすごいという気持ちから催眠に対する興味がわき起こすことで、自然と催眠にかかりやすくなると言えます。
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催眠は意識に語りかけているように見えても、実はふだん意識していない無意識の部分に語りかけているものです。そのため集中力のない人や、集中力を高める気持ちがない人は、かかりにくいと言えるでしょう。また集中力が必要となるため、脳が疲れている状態にあると、催眠の効果は半減するといえるでしょう。