2017年10月に放送され、最終回の視聴率が20.
8%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)を記録した人気ドラマ『逃げるは恥だが役に立つ』(TBS系)
その制作会社である「イメージフィールド」が5月15日に東京地裁に民事再生法の適用を申請していたことが分かりました。
イメージフィールドとは、『逃げ恥』以外にも『重版出来!』、『コウノドリ』、『三匹のおっさん』、『マジすか学園』などの数々のドラマや映画、そしてCMを手掛けていた制作会社ということもあり、その“倒産”のニュースは、関係者の間では大きな衝撃を呼んでいることが分かりました。
「同社は、一部の大型案件や海外案件で予想以上のコストが重なり資金繰りが急激に悪化したことで、2019年3月期の売上高は25億1200万円と好調だったにもかかわらず、推定10億円という巨額の負債を抱えることになってしまったといいます」―制作会社関係者
現在は、別の制作会社がイメージフィールドの再生を支援していると表明しているが…
「支援を受けて事業は今後時間をかけて再構築していくことになるのでしょうが……大問題なのは、多数の下請けの技術スタッフ、美術スタッフのギャラ、撮影スタジオの使用料などが未払いのままだというんです。総額は5000万円にも上るといいます。ギャラが支払われなかった関係者はたまったものじゃないですよね……多くの関係会社、関係者を裏切ったわけですから、同社の幹部たちが今後この業界で働くことは難しいでしょうね」―前出制作会社関係者
そうとなれば、気になるのは人気ドラマの続編となりのでしょう。
「大ヒットした『逃げ恥』も、何年も続編が期待されてきましたからね。出演者の新垣結衣(30)や星野源(38)はショックかもしれません。『重版出来!』や『コウノドリ』も、原作漫画は現在も連載中ですから、可能性は十分あったんですが……」―前同制作会社関係者
ネット上ではイメージフィールドの倒産を惜しむドラマファンの悲しみの声が続出しています。
「『逃げ恥』の続編は諦めろってこと?」
「いい作品ばっかり撮ってるのに残念」
「さらにイメージフィールドは、山下智久(34)主演の『インハンド』や、吉高由里子(30)主演の『わたし、定時で帰ります。』(ともにTBS系)や、EXILEのTAKAHIRO(34)、市原隼人(32)、岡田義徳(42)らが出演する、9月公開予定の映画『3人の信長』の制作も手掛けていますから、これらの作品がどうなってしまうのかにも注目が集まります」―前同制作会社関係者
5000万円の未払い金を抱えているイメージフィールド、今後は果たして…?