「ジュノン・スーパーボーイ・コンテスト」は、月刊雑誌のJUNONが主催している美男子コンテストです。参加資格は13歳から22歳までの芸能事務所に所属していない男性で、1988年に初めて開催されました。1次審査、2次審査、3次審査を経て、上位10人による最終審査が行われます。「ジュノン・スーパーボーイ・コンテスト」でグランプリや準グランプリを受賞すると芸能プロダクションからオファーが来るので、俳優デビューする人も少なくありません。また、「ジュノン・スーパーボーイ・コンテスト」のファイナリストになった人は、ジュノンボーイと呼ばれています。
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歴代のジュノンボーイには、俳優の武田真治や原田龍二、柏原崇、伊藤英明、加藤晴彦、小池徹平、半田健人、溝端淳平などがおり、イケメンが勢ぞろいしています。武田真治は第2回のコンテストでグランプリを受賞したジュノンボーイで、1990年にドラマデビューしています。
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大島渚監督の最後の作品「御法度」にも出演しており、沖田総司役を演じました。また、ミュージカルなどに出演することもあり、サックスプレーヤーとしても活躍しています。
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原田龍二は第3回のコンテストで準グランプリを獲得したジュノンボーイで、ドラマや映画、CMなど幅広く活躍しています。2003年からは時代劇ドラマ「水戸黄門」の助さん役を演じ、話題になりました。バラエティ番組などに出演することもあります。伊藤英明は、第6回コンテストで準グランプリを獲得しています。数々のドラマや映画に出演しており、その中でも映画「海猿」シリーズは大ヒットしており、代表的な作品として知られています。
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小池徹平は第14回コンテストのグランプリ受賞者で、俳優やシンガーソングライターとして活躍しています。タレントのウエンツ瑛士と音楽デュオWaTを結成していたこともありましたが、現在は解散してソロ活動に力を入れています。溝端淳平は第19回コンテストのグランプリ受賞者で、この受賞をきっかけに芸能プロダクションから多数のオファーを受けました。
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その数は40社にも上り、歴代受賞者の中でも最多です。映画やドラマ、舞台など数多くの作品に出演しています。映画「赤い糸」では、第33回日本アカデミー賞最優秀新人賞も受賞しました。2015年には蜷川幸雄が演出する舞台にも出演しており、女性役を演じています。また、バラエティ番組のMCなども務めており、幅広いジャンルで活躍しています。