板尾創路さんといえば、独特の芸風で一世を風靡した芸人の一人です。吉本興業の中でも他にはいない逸材として、今現在も多くのテレビ番組で活躍されています。
そんな輝かしい活躍が印象的な板尾創路さんですが、過去には逮捕された経験もあります。それが1994年に起こった事件です。この事件、概要は当時中学生であった少女に板尾さんがわいせつな行為をしたというものですが、事件があった当初板尾さんは容疑を認めています。
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もちろん、逮捕された時点で大きな問題ではあったのですが、この当事者である中学生が板尾さんに対して年齢を偽っていたこと、その事実を板尾さんが知らなかったことなどが考慮され事務所解雇まで大事にはならなかったようです。後に大きな騒動となった極楽とんぼの山本さんとは大きな違いです。この時代にはいまだテレビ業界の力の強さが背景にありますし、板尾創路さんの先輩であるダウンタウンがその後押しをしたという話も出回っています。結果として、数か月の謹慎はあったもののその後芸能界復帰を果たし、現在の地位を確立しているわけです。
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板尾創路さんは事件があった数年後、結婚されています。ただ、第一子となる長女は1歳の時に急死しており、当時そのニュースは大きな話題となりました。中には事件とこの長女との突然死に関係があるのではと、憶測を呼んだこともありましたが実際はどうなのでしょうか。
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板尾さんのお子さんが亡くなられた原因は乳幼児突然死症候群というものです。健康な乳幼児であっても突然死亡することがある、とても怖いケースなのですが、板尾さんのお子さんの場合は死因が心不全だとわかっています。結論から言えば、板尾さんの過去の事件とお子さんの突然死とは全く関係がないといえるでしょう。
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過去にこうした事件があるとどうしてもマイナスなイメージが付きまとってしまいますが、お子さんの突然死に関して言えば全くの無関係です。その後、板尾創路さんには第二子となる女の子が誕生しています。その後、第一子の突然死についてテレビ番組でも語っている場面もあり、その悲しみはかなり大きかったようにうかがえます。
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実の子供が突然亡くなっているのですから悲しいのは当然の事、現在では命の大切さをかみしめて仕事に邁進している板尾さんです。お笑い芸人ということもあり、こうした悲しい出来事を視聴者に諭されないようにしているところが、また世間の支持を集めているのでしょう。