テレビドラマ「相棒」は断続的に放送されている人気のシリーズです。もともと2000年~2001年かけて「土曜ワイド劇場」における単発ドラマでしたが、2002年から連続ドラマとして放送されています。劇場版が4作とスピンオフとして2作公開されています。基本的な設定は、警視庁の優秀なキャリアなのにその変人ぶりから窓際部署である特命係に所属する杉下右京と、その相棒とともに推理力や洞察力を駆使し、事件を解決していくという刑事ドラマです。
写真:tv-asahi.co.jp
過去の相棒には亀山薫や、もともと右京を監視するためのスパイとして送り込まれた神戸尊、右京の要望で引き抜かれた甲斐享がいて、現在は法務省から警視庁に出向してきた冠城亘の4人がいます。視聴率は非常に良く、各シーズン毎に高視聴率を記録しています。新しいシリーズも高視聴率でスタートしており、幅広い世代の人が視聴している人気番組です。
写真:games.com
基本的なあらすじは、1話完結タイプのストーリーで、右京と彼の相棒が鑑識課の米沢や、特命係の理解者である角田たちと協力しながら、さまざまな難事件を調査し、謎を解き明かしていきます。右京や相棒を取り巻く刑事たちとのドラマや警察組織との攻防、社会的な問題や時事ねた、複雑に絡み合う陰謀なども展開されています。
写真:tv-asahi.co.jp
杉下右京の人物設定として、警察庁に入庁後、警視庁に出向しており、東京大学法学部を卒業した後、イギリスに留学していて、帰国した後キャリアとして警察庁に入庁し、スコットランドヤードの研修を終えてから、警視庁刑事部において活躍していました。その後ある事件の責任を転嫁されてしまい、特命係に異動したままになっています。右京の性格は非常に理性的で、冷静沈着です。
写真:tv-asahi.co.jp
思ったことをずばりと言うので、煙たがられている存在でもあります。あまり動じることがなく、マイペースな変わり者でです。そのキャラクターから部下が次々にリタイヤすることから、特命係は人材の墓場とも言われています。今回のシリーズの相棒である冠城亘(かぶらぎわたる)は、法務省から出向した四代目の相棒です。キャリア官僚で、歴代の相棒の中でも唯一警察関係者ではありません。
写真:tv-asahi.co.jp
ある不祥事によって法務省を退職しましたが、警視庁において警察官として再雇用されました。歴代の相棒の中で自ら特命係に志願した人物です。シリーズが進むにつれ事件も複雑になってきており、今後ますますの右京と相棒の活躍が期待されるでしょう。