スピッツは1990年代前半から国内ポップシーンの第一線で活躍しているバンドです。今年、記念すべき30周年を迎えることになり、記念アルバムとして、1991年から2017年までの全シングル楽曲を収録した作品をリリースしました。アルバムは大ヒットとなっており、スピッツファンの垣根を越えて話題になっています。
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若い世代にもさらに楽曲が浸透していっています。全く色あせない、瑞々しい楽曲の数々が聞く人の胸を打っています。さらに今年は先月まで行っていた全国ツアーも行い、大盛況でした。
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セットリストは、公演ごと少々局の入れ替わりがありましたが、第一回目の静岡公演では、1.
醒めない、2.
8823、3. 涙がキラリ、4. ヒバリのこころ。5. ヘビーメロウ、6. スカーレット、7. 君が思い出になる前に、8. チェリー、9. スターゲイザー、10. 惑星のかけら、11. メモリーズ・カスタム、12.エスカルゴ、13.
ロビンソン、14. 猫になりたい、15. 楓、16. 夜を駆ける、17. 日なたの窓に憧れて、18. 正夢、19. 運命の人、20. 恋する凡人、21. けもの道、22. 俺のすべて、23. 1987、アンコールでは、24.SJ、25.
春の歌でした。さらに、セットリストに入っていない楽曲も地方ごとに実施するサービス精神も見せてくれました。
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例えば、札幌講演では、楽曲間のトークの流れから、雪風を短縮した演奏を披露しました。どの公演でも必ず披露したのは、ロビンソン、スターゲイザーを始めとした、有名曲でした。これらの曲をモチーフとしたツアーグッズも販売されており、グッズ購入を求めて行列ができていました。
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Tシャツやタオルといった定番グッズだけでなく、スノードームや、有名メーカーとコラボした限定サンダルも販売していました。この公演前に合わせて販売された、今までのアルバムジャケットのジャケット写真をモチーフとしたグラフィックTシャツを着て、楽曲に聞き入っているファンも多くいました。トークも非常に面白かったです。
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多くのバンドにありがちなボーカルだけのトークではなく、メンバー全員、さらには演奏のサポートの人まで楽しそうに話す姿に、ファンも満足していたようです。スピッツは、現在公開中の人気映画のタイアップ曲も手掛けており、人気に陰りが見られません。また、毎年恒例となったロックイベントへの参加も決めており、活動の幅を拡大し続けています。