宝塚歌劇団とは未婚の女性「だけ」で構成されている劇団です。なので当然のことながら作品の中に登場する女性だけでなく男性の役も女性が演じます。劇団の花形である「男役」は男以上に男らしく、男以上に格好良くと女性の描く夢を見事に具現化し、その振る舞いは舞台を降りてからも優雅でスマート。人気漫画の舞台化なども相まって100周年を過ぎた現在もその魅力に虜になるファンがどんどん増えています。その宝塚歌劇団には現在男役・娘役合わせて約400名以上在籍しています。そして宝塚歌劇団の創設は100年以上も前のこと。つまり卒業生も膨大な数で、テレビや映画で見かけるあの人やこの人も実は元・宝塚の男役だったりするんです。
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まずは「大地真央（だいち・まお）」。元・月組トップスター。1971年に宝塚音楽学校に入学し、1973年に宝塚歌劇団59期生として入団しました。1982年には相手役に黒木瞳を迎えてトップスターに就任し、1985年の退団後はミュージカル女優として活躍しています。バラエティ番組ではその美魔女っぷりが取り上げられることも多いです。
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続いて「涼風真世（すずかぜ・まよ）」。元・月組トップスター。67期生。1991年トップスター就任。退団後はミュージカルを中心に活動しているほか、テレビアニメ版『るろうに剣心』の緋村剣心の声としても有名です。
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今や毎朝の顔となっているのは「真矢ミキ（まや・みき）」。元・花組トップスター。67期生。1995年にトップスターに就任し、男役としては異例の長髪や独特なスタイルで人気を博し、退団直前には劇団初となる日本武道館でのコンサートを行いました。退団後はおもにテレビで活躍し、理想の上司ランキングでも常連です。
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そして「一路真輝（いちろ・まき）」。元・雪組トップスター。68期生。1993年にトップスター就任。1996年の退団公演は今やもっともチケットが取れない大人気ミュージカルとして知られる「エリザベート」の日本初演でした。退団後は舞台やテレビで活躍しており、一女の母でもあります。
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おそらくもっとも有名なOGは「天海祐希（あまみ・ゆうき）」。元・月組トップスター。73期生。劇団史上最も早い7年目（1993年）でトップスター就任。ちなみにこの記録は20年以上経ってもまだ破られていません。1995年の退団後はテレビ・映画・舞台にと大活躍、単独主演のテレビドラマは数多くあります。
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バラエティで大活躍しているのは「真琴つばさ（まこと・つばさ）」。元・月組トップスター。71期生。1997年トップスター就任。2001年の退団後はテレビ・舞台で活躍し、特に抜群のトーク力でバラエティ番組にも引っ張りだこです。
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同じくバラエティでよく見る顔の「紫吹淳（しぶき・じゅん）」。元・月組トップスター。72期生。2001年トップスター就任。2004年の退団後はテレビ・舞台で活動しており、バラエティ番組ではそのお嬢様っぷりが有名です。
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この他にもさまざまな分野で今も活躍する宝塚歌劇団OGはたくさんいるのでぜひ調べてみてくださいね。