稲葉浩志といえば、誰もが知っているB’zのボーカルであり、ソロとしても数々のヒット曲を発表しています。2017年には、アメリカのギタリストとユニットを組んで全国ツアーを行うなど、50歳を過ぎても多彩な活動を展開しています。しかしながら・華々しい活動歴ばかりが注目されていますが、全く下積み時代がなかったわけではありません。数々の挫折を経験しながら、ようやB’zでの活躍が認められ、今の稲葉浩志があることは言うまでもありません。
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稲葉浩志は1964年9月23日に 岡山県津山市で生まれています。実家は化粧品店を経営されており、B’zファンが旅行で訪れることも多いそうですが、お母さんは気軽に写真撮影にも応じるなど気さくな方です。元々、ボーカル志望であった稲葉浩志は、1983年に横浜国立大学に入学してからは、様々なオーディションを受けていたそうですが、最初のチャンスは1985年に訪れます。ブリザードのギタリスト、松川敏也のアルバム「BURNING」に「Mr.
CRAZY TIGER」の名で参加しますが、その他の仕事にはつながりませんでした。
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その後も様々なオーディションを受けたり、稲葉浩志を中心とした若手バンドが結成されるもデビューには至らずに時間だけが流れていきました。しかしながら、TMネットワークのバックメンバーなどで活躍していた松本孝弘の目にとまり、いよいよB’zでメジャーデビューを果たすことになります。
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その後の活躍は周知のとおりですが、2017年には地元津山市で28年ぶりのライブが行われました。B’zが大きくなればなるほど、津山市でコンサートが開催することが難しくなっていましたが、ツアーで全国各地を回る中、稲葉浩志さんは故郷への思いが募っていったそうです。その津山市には、お父さんは既にお亡くなりになっていますが、現在でも化粧品店を経営されているお母さんと、4歳年上の57歳になるお兄さんがいます。実はこのお兄さんが凄いのです。
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稲葉浩志のお兄さんは、34歳の時に津山市の老舗銘菓「くらや」の代表取締役に就任していますが、とても美味しいと評判です。くらやにおいて使用される小麦は津山小麦が100%使用されており、味と品質には絶対の自信をもっています。その証拠に「くらや」の代表銘菓は、全国和生菓子大品評会総裁賞も受賞しています。また、お兄さんはその他にも津山のご当地グルメ、ホルモン(焼き)うどんの副会長であり、街の活性化にも大きく貢献しています。