女優として大成し、人気も高かった坂口良子さんでしたが、2013年3月27日に急逝してしまいました。坂口良子さんといえば晩年には娘の杏里さんとの親子共演をすることも多く、娘さんが芸能活動を順調に進めることができるようにと努力をしていました。そんな坂口良子さんの死因はどんなものだったのでしょうか。実際のところ、亡くなってしまったことを知っていても死因についてはわからないという人は多いです。
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坂口さんの死因は「肺炎」でした。ただし、同時にガンの治療中でもありました。亡くなる前にはいくつかの病気を併発している状態だったのです。ガンは横行結腸がんというもので、2011年頃には発覚していたといわれています。ロケをしていた時にひどい腹痛に襲われて病院で診察してもらった際に発見され、それ以来ずっと抗がん剤なども利用して治療をしながら芸能活動も頑張っていました。がんであることは公表せず、ひたすら仕事をこなしていったのです。
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前夫の借金を必死で返し、その後でようやく愛する男性と再婚をできたところだったのにたった7か月という短い期間で結婚生活は幕を閉じる結果となってしまいました。亡くなった時、坂口さんはわずか57歳という若さで、がんの他にも腸閉塞、そしてインフルエンザにもかかっていました。その治療をする中で肺炎になってしまい、それが死因となったのでした。芸能活動を休止し、完全に療養生活に入ってからわずか3か月後のことです。
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療養生活に入ってから坂口さんは2度目のガン摘出手術を行っていたのですが、残念ながら状態が改善する前にインフルエンザや肺炎などにかかってしまいます。手術などを受けた後は免疫力が落ちやすく、風邪などにかかりやすい状態になります。坂口さんの場合、手術を受けた後の回復する途中段階で免疫力はやはり落ちていましたし、そんな時にインフルエンザに感染してしまい、治療を受けるも肺炎まで併発してしまったということになります。
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そんな坂口さんから亡くなる前に最後に残した言葉は「家族っていいな」というものでした。家族のために前夫が残した40億円ともいわれる借金を全額返済し、遺産まで残したほど必死で生きていた坂口さんらしい言葉だといえます。坂口さんの葬儀は近親者のみで行われ、大切にしてその家族に見送られました。若い頃は美少女として有名だった坂口さんでしたが、晩年は女優としての実力を発揮し、活躍をしていただけに残念な出来事となってしまいました。
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