各方面から天才と称されるシンガーソングライターの玉置浩二は、北海道出身でロックバンドのボーカルとして1982年にメジャーデビューしています。中学生の時に生徒会長を務めるなどこのころから魅力的な人物像が窺え、転入生の同級生と2人でロックバンドを結成しています。
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1981年に個性豊かなシンガーソングライターのサポートバンドとして上京を果たし、その後自身のバンドが出した4枚目のシングルが大ヒットして一躍有名になります。バンドとして数々のヒット曲を出しながらソロ活動をし始め、天才的なセンスと歌唱力を見せつけていきます。俳優活動も積極的にこなしていき、ドラマなどさまざまな作品において魅力的な演技でファンを魅了しています。
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バンド活動は一時休止状態になりましたが2010年頃から本格的に再始動をはじめ、2017年にはバンドデビューが35周年を迎え玉置浩二のソロデビューが30周年を迎えています。それぞれでライブツアーが開催されているため、玉置浩二の魅力たっぷりのパフォーマンスに再び注目が集まっています。
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玉置浩二の伝説を語るときに欠かせないのがダイナミックに表現する歌唱力と、繊細な歌詞の世界です。優しくもありときに強く抱きしめられたりとあたたかなぬくもりを感じることができる歌声は、玉置浩二ならではの魅力です。スケール感も相まってとても聞き心地がいいミドルテンポの曲などは、多くのファンが魅了されるところです。玉置浩二の祖母は民謡の先生をしていたため幼いころから歌謡曲など邦楽に親しみ、洋楽にも触れてきたことが音楽センスを育てたといえます。
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有名ミュージシャンも虜にする魅力を持っていて、コマーシャルやドラマなどのタイアップが多いのも必然といえます。結婚と離婚を繰り返したりコンサート中に客とケンカして途中で帰るなど自由過ぎるイメージがありますが、どこか憎めない存在というのが玉置浩二というキャラクターです。そんな魅力を垣間見ることができるのが俳優業で、ミュージシャンとして天才といわれていますが俳優でも高い評価を得ています。
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デビュー作の映画では失語症の学校用務員という異色の役柄に抜擢されていて、時代劇では存在感のある演技でハマリ役として印象に残った方が多くいました。過去には助演男優賞に選ばれましたが受賞を辞退していて、あくまでミュージシャンであることが辞退理由というエピソードがあり意志の強さが感じられます。