茅原実里さんと言えば「涼宮ハルヒの憂鬱」で長門有希役を担当した声優さんとして有名な方ですが実は本来はプロの歌手を目指しレッスンに励んでおられた方でもあり、その歌唱力は完全にプロ級でアルバムも出しておられます。
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また容姿が美しくスタイル抜群なのですが声優さんは表舞台に出て来る事は少なく、一般にはあまり知られていなかったのですが声優ファンの方の間では「以前から良く知られていた事」なのです。茅原さんはその抜群の歌唱力から「境界の彼方」など数々のアニメの主題歌や劇中歌やエンディングテーマを担当しており、それらがYOU TUBEで公開されており、それを見た人が茅原さんの美貌と抜群のスタイルにびっくりしたという事があったからです。
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そんな茅原実里さんですが「相当に変わった方」としても有名です。涼宮ハルヒの憂鬱では準主人公の「きょん」役に銀魂で有名な杉田智和さんが出演しているのですが杉田さんがDJをしているラジオ番組で茅原さんがゲスト出演した事が有り容姿から受けるイメージとは全く違うしゃべりで杉田智和さん曰く「これほど見た目と中身のギャップが有る人も珍しいし、そこが面白い」と言わしめたほどで共演した別の声優さんは「頭の中がお花畑」と表現されていました。
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ちなみに涼宮ハルヒに出演するまではお金が無く貧乏でダイソーやマクドナルドでアルバイトをしながら活動を続けていたそうです。エンディングテーマの「晴れ晴れユカイ」の大ヒットで、やっとお金が入るようになり「収録を終えた茅原君がタクシーを拾っているのを見て感激した」と杉田さんが語っています。中学生の頃は漫画家を目指していたけれど応募したら一発で落選してしまい、それでめげて暫くは野球好きの父親の影響でソフトボールの選手として活躍。その為に相当な強肩で所沢球場のファンセレモニーでサインボールを投げる時に茅原さんが投げたら2階席まで届いたそうでファンの間で「おーっ」というどよめきが起きたそうです。
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高校生の時にカラオケで歌わされる事になり「実は人前に出るのが苦手で歌なんてとんでもない」と思っていたそうですが持って生まれた特徴のある声は実は歌手に向いておりソフトボールで鍛えた腹筋はその歌唱力を更にアップさせており初めて歌ったカラオケを聞いた周りの人達は「生まれて初めて人の歌を聞いて感動した」とびっくりしたそうです。それがきっかけで歌手を目指し歌手の養成学校に通っていましたが、いつも「最終選考まで残るのに最後の最後で落選する」状態が続き、中々デビューができませんでした。
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そして「これが最後」と望んだオーディションでも最終選考で落選してしまい歌手を諦めかけていた茅原さんに「声優をやってみないか? 君の声はきっと向いている」と声を掛けてくれた先生がおり、あらためて声優としてレッスンを受けついにブレークを果たしたという苦労人でもあるのです。茅原さんのアニメソングがYOU TUBEで公開される数が多くなるに従って「美人!」「胸大きい!」と見る人は予想外な人物像にびっくりしてしまい通称「おねぇさんキャラ」として知られています。その茅原実里さんがついにグラビアに乗るそうです。見た目と中身のギャップが激しい茅原実里さんの不思議な魅力は、これからも存分に発揮されていく事でしょう。