神谷浩史さんは現在、大人気声優のひとりとして、声優ファンなら知らない人がいないほど、人気の高い人です。「おそ松さん」ではチョロ松役を好演。「夜は短し歩けよ乙女」ではマルチな活躍をして話題になっている星野源さんとの共演も果たしています。
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また、前任の塩沢兼人さんが亡くなって以来出番がなかった「クレヨンしんちゃん」のぶりぶりざえもんの後を引き継いだのも神谷浩史さんです。久しぶりの登場にファンは喜びとともに、違和感のない演技を披露する神谷浩史さんに賛辞の声があがっています。
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先日放送された「キングオブコント2017」ではナレーションを担当。明瞭な滑舌とトーンで、番組を彩りました。そんな神谷浩史さんは、今ではトップ声優の一員ですが、その道のりは平たんなものではありませんでした。神谷浩史さんは1975年1月28日生まれ、現在42歳です。
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1994年にデビューし、長い下積みを経て、ようやくブレイクの兆しが見えたところで、事故に遭ってしまいました。2006年8月6日、バイクを運転中、交通事故に遭い、入院生活を余儀なくされました。事故の詳細は伏せられていますが、凄惨な事故であったということが伺えるようなダメージをからだに受けていました。この事故の影響で、神谷浩史さんが意識を取り戻したのは事故から一か月後といいます。
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一時は心肺停止の状態に陥り、気管を切開するほどの状態でした。そんな状態にあったにも関わらず、神谷浩史さんはそこから見事な回復力を見せます。意識を取り戻してから約一か月後の同年9月27日に退院し、リハビリを開始。懸命のリハビリの結果、事故から四か月半後の同年12月25日に放送された「爆球Hit! クラッシュビーダマン」最終回、神岡テルマ役で見事、復帰されました。
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心配されるのは後遺症ですが、特別後遺症といわれるようなものは遺っていないようです。ただ、気管切開の傷跡は首が大きく開いた服装の時に見えることがあります。入院中、回復を願った声優仲間達がお守りとして、神谷浩史さんにクロスネックレスをプレゼントしており、長年、毎日神谷浩史さんはそのネックレスを身に着けていました。
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現在は傷がつかないように保管されているということですが、神谷浩史さんと、回復を願った声優仲間達との絆を感じさせるエピソードです。このネックレスをつけていると、傷跡もあまり目立っていませんでした。
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現在、精力的に活躍されている神谷浩史さん。ブレイク間近で凄惨な事故に遭ってしまいましたが、不屈の精神で現在の地位を築きました。話題作への出演も続いており、これからも要チェックの声優で、ますますの活躍が期待されます。