性を超越した美輪明宏さんですが、芸能界の大御所として、テレビで見る機会も多いのではないでしょうか。若い頃の写真が今もテレビなどで紹介されることがあり、昔の姿はかなりの美青年でした。美輪明宏さんの昔の姿は中性的な美青年で顔の彫りも深く、西洋の美青年という感じです。
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その類まれなるルックスのおかげなのかもしれませんが、歴史に名を刻む著名人との交流が美輪明宏さんにはありました。純文学小説家の三島由紀夫さんや、探偵小説かの江戸川乱歩さん、歌舞伎役者の坂東玉三郎さんなどです。当時は中性的な美しさからシスターボーイという名称で呼ばれていたこともあるようです。
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このシスターボーイは、アメリカ映画のお茶と同情から来ている言葉で、当時は、美輪明宏さんを指してよく使われていたそうです。言葉使いが丁寧で、しぐさや態度が女性らしい美男子のことをシスターボーイとまとめて呼んでいました。今のように、昔は女装した男性があまりいませんでしたので、当時はまだ珍しい存在で、異質だったことでしょう。
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最初は美少年という感じでしたが、青年になるとドレスを着たり、髪を伸ばし、美しく化粧をしている写真が多数残っています。あまりにも美しい妖艶な姿に多くの方が惑わされたのではないでしょうか。当時は映画や舞台に活躍し、時には音楽家として活躍をされていました。すべての人々が受け入れるのではなく、崇拝的なファンもいれば、中には毛嫌いする人もいたそうです。
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現在は美輪明宏さんは黄色い髪がトレードマークになっています。昔の美青年の面影はすでになく、恰幅のよいお金持ちそうなマダムのように見えるのではないでしょうか。トレードマークの黄色い髪には、理由があるそうです。30年ほど前に、病気をして、髪の色が1ヶ月で真っ白になってしまい、色々なヘアカラーを試した挙句、最終的には黄色にされたそうです。
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またあるテレビ番組に出演されたときは、お金持ちになれる色で風水でもいいからという理由で黄色にしたと本人が答えています。美輪明宏さんの私邸でも部屋の中が金色一色です。ほとんどが舞台でもらってきたものですが、やはりこれだけ金色のもので囲まれながら生活を続けると、金運が向こうからやってくるのかもしれません。
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若い頃、東京に上京してきた頃は、お金もなくホームレス状態になってしまったこともありましたが、現在ではテレビや舞台、音楽とさまざまな方面で大活躍をされており、豪邸にまで住むことができました。今後の活躍もますます楽しみでしょう。