数ある若手俳優の中でも、ひときわ異彩を放つ俳優が、桐谷健太さんです。桐谷健太さんは、その強烈なキャラクターと、高い演技力から、主に、若い世代の女性を中心に、人気を集めています。
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桐谷健太さんの魅力と言えば、何といっても、独自性のあるキャラクターです。二枚目から三枚目、時には、同性愛者などの難しい役どころまで、きっちりとこなす器用さや、人懐っこく愛らしい素顔のキャラクター性に魅力を感じる女性も多くいらっしゃいます。ドラマや映画、舞台など、幅広く活躍されている桐谷健太さんが、国内大手の携帯キャリア会社のCMで、演じられたのが、昔話の登場人物として有名な、浦島太郎です。
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CMの中の桐谷健太さん演じる、浦島太郎は、金太郎や桃太郎といった登場人物の中でも、そのひょうきんな性格で、ムードメーカーとして、人気があり、乙姫に片想いをしているという役どころになっています。同CMの中で、桐谷健太さんは、CMソングを歌い、三味線の演奏も披露し、数々の音楽番組に出演するなど、その活躍の場を一気に広げました。
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昔話CM前に、自身初主演のドラマ主題歌でCDデビューを果たしていた、桐谷さんですが、浦島太郎名義でリリースした、海の声は、配信サイトで続々と1位を獲得し、世界各国での配信が決定するなど、爆発的な大ヒットとなりました。あまりの人気ぶりに、毎年年末に放送される、紅白歌合戦にも出演するといった異例の事態にまで発展しました。
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昔話CMに出演後は、その芸達者ぶりが見直され、自身初となる、桐谷健太さん名義のファーストアルバムが発売されました。アルバムには、桐谷健太さんが作詞を担当し、自身の同級生が作曲を担当した新曲なども収録されており、ファンならずとも、非常に注目度の高い作品となったことで、役柄ではなく、ありのままの姿で、初めて、音楽番組に出演しました。
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その後、CM以前にも増して、活動の場を広げ、ドラマ作品や、映画作品、ドキュメンタリー、ナレーション、映画の吹き替えや、音楽活動など、精力的に活躍されています。昔話CM以前は、主に、役者としての活動が多く、俳優としての演技力に磨きをかけていた桐谷健太さんも、昔話CM以降は、自身の可能性を十二分に発揮し、歌手活動、ナレーションなどの俳優以外の活動を精力的にこなしており、マルチに活躍できる俳優として、老若男女問わず、その名を世間に広く浸透させるほどになりました。