近年のドラマ界では、宝塚出身の女優が多く活躍しています。その中でも最近注目されている女優として、紺野まひるが挙げられるでしょう。宝塚で鍛え上げられた彼女の演技力は、多くの人々を魅了しています。今回の記事では、紺野まひるの魅力について詳しく紹介しています。
宝塚のトップに上り詰めるまで!
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紺野まひるは元タカラジェンヌであり、現在はドラマや映画などで活躍しています。1977年に大阪に生まれ、幼少時からバレエに親しんでいました。1994年には宝塚音楽学校に入学し、2年後には宝塚歌劇団に3番目に良い成績で入団を果たしています。
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紺野まひるは新人公演で7回もヒロインに抜擢されるほどのエリートであり、先輩が退団したことにもより娘役の2番手にまで一気に駆け上がりました。そして2002年には雪組のトップ娘役の座を射止め、わずか一度限りのトップジェンヌを経験した同年には宝塚歌劇団を退団しています。
彼女が宝塚を退団した理由として、劇団員との確執が噂されています。しかし実際のところは宝塚のトップに上り詰めることが最終目標であり、それを契機に女優に転身することを心に決めていたようです。
女優として本格的に始動!
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紺野まひるは宝塚を卒業した翌年には、女優として早くもドラマデビューを果たしています。そして2003年にはNHK朝の連続ドラマ「てるてる家族」にて出演を果たし、宝塚ファン以外の人たち以外にも知られるようになりました。転身をした当初は知名度は高いもののドラマ出演は初心者であったため、1話のみのゲスト出演がほとんどでした。しかし宝塚で鍛え上げられた演技力は本物であり存在感も抜群であったため、徐々にレギュラー出演も増えていきました。
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このようにキャリアを着実に積み上げていた矢先、突然の悲劇が彼女を襲います。2005年大ヒットドラマであった「瑠璃の島」へのレギュラー出演が決まっていましたが、撮影場所への移動の際に船が事故に遭遇してしまい骨折の大怪我を負ってしまったのです。この大怪我により、ドラマも降板に追い込まれてしまいました。去就が心配されていましたが、不屈の精神力により翌年には大ヒット映画「県庁の星」にてカムバックを果たしています。
女優と育児の2足のわらじ!
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紺野まひるは、2008年にパイロットと結婚をしています。この二人の馴れ初めは同窓会での再会がきっかけであり、とてもロマンティックなことで有名です。また現在は二児の母親でもあり、女優と育児をしっかりと両立しています。さらに女優としてもメインどころを任されることも多くなり、大物女優への階段を着実に駆け上がっています。
まとめ
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紺野まひるが黒木瞳や天海祐希のようなスター女優にまでのし上がるには、40代に差し掛かった今が正念場かもしれません。しかし彼女のプロ意識の高さと鍛え上げられた演技力は紛れもなく本物であるため、宝塚と同様にトップ女優になる日もそう遠くはないはずです。