甲子園のヒーローからプロ野球界のヒーローとなった元プロ野球選手の清原和博ですが、タレント活動をしていた引退後覚せい剤取締法違反(所持)容疑で2016年に逮捕されたことで世間を賑わさせてしまいました。
そんな清原和博のプロフィールと現在について紹介します。
KK時代
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小中学校の頃から有名だった清原和博は、小学校の頃から目をつけていたというPL学園のスカウトの誘いを受けて名門PL学園に入学します。
PL学園に入学し出会ったのがKKコンビと呼ばれることになる桑田真澄でした。
1年生からPLの4番を任される事になった清原は練習の時から特大の柵越えを連発したことで清原用の清原ネット(金網)がグラウンドに追加されるほどでした。
KKコンビの活躍で甲子園は5季連続出場、優勝2回準優勝2回ベスト4と輝かしい成績を残し、清原自身も甲子園通算13本塁打を放つなど、高校通算64本塁打の記録を樹立しドラフトでも注目の的となるのですが、そこで事件が起きます。
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巨人か阪神以外なら社会人行きを公言していた清原ですが、巨人は大学進学を表明していた桑田を1位指名、清原は6球団の競合の末西武ライオンズが交渉権を獲得するというKKドラフト事件が発生しました。
会見時には涙を浮かべていた清原だが、最終的には社会人行きを取り消し西武ライオンズに入団することになるのです。
プロ入り後
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清原はプロ入り後も大活躍、プロ初打点初安打初本塁打をデビュー戦で飾り、すぐにスタメンに定着し最終的に打率・打点・本塁打の高卒新人の歴代最高記録を更新し新人王も獲得しています。
その後も活躍を続け、西武黄金時代の一員として活躍しFA権を獲得した96年にFA権を行使し憧れだった巨人へ移籍します。
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巨人時代もそれなりの成績は残していたものの求められていたハードルが高かったことや、ケガなどの影響もあり低迷することも増えました。
その後オリックスに移籍するもケガの影響は大きく2008年に現役を引退しタレント・評論家として第二の人生を送ることとなったのです。
清原の現在
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引退後は評論家やタレント活動を送っていた清原ですが、2014年に週刊誌で薬物使用が報じられました。
当時は糖尿病の治療はしているが覚醒剤の使用は否定していたものの、2016年に自宅マンションで覚せい剤取締法違反で逮捕されました。
判決は懲役2年6か月執行猶予4年で控訴期限までに控訴しなかったので有罪判決が確定したのです。
現在は薬物克服の闘病や、雑誌でその反省を振り返る連載などで社会復帰に励んでいます。
まとめ
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甲子園のヒーローからプロ野球のヒーローになった清原和博ですが、順風満帆ということではなく引退後には薬物に手を出すなどかつてのファンを裏切ってしまいました。
そのことは本人も自覚しており、現在は大久保博元や佐々木主浩といった仲間の支援を受けながら更生を目指して日々活動しています。