2018年に開催される平昌オリンピックに向け、フィギュアスケートも代表争いが熾烈になってきました。フィギュアスケートは冬季オリンピックの中でも、日本が最も得意としている種目です。今回の記事では、フィギュアスケートの選手たちをまとめてみました。
浅田真央の冬季オリンピックの成績は?
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浅田真央は、幼少の頃から「天才少女」と呼ばれていました。姉は同じくフィギュアスケートの選手であり、引退してからはスポーツキャスターとして活躍している浅田舞です。荒川静香や安藤美姫、キムヨナなどが活躍していたフィギュア黄金期に数々の輝かしい実績を残した浅田真央は、国民的スターとして「真央ちゃん」の愛称でも親しまれています。
2006年には14歳という若さでグランプリファイナルにて国際大会で初優勝し、トリノオリンピックでのメダルが期待されました。しかし15歳以上という年齢制限に届かず、出場を断念。そして2010年に行われたバンクーバーオリンピックでは、キムヨナに次ぐ銀メダルを獲得し一躍時の人となりました。その後は母の死や膝の故障など不運が続いてしまいます。2014年ソチオリンピックにはなんとか出場しましたが、ショートのミスが響き6位に入賞するのがやっとの結果でした。その後も全盛期の滑りを取り戻すことができず、2017年に惜しまれながら引退をしています。
世界選手権3度優勝、グランプリファイナル4度優勝、世界初の3度のトリプルアクセルを成功させるなど数々の伝説を作り上げました。
羽生結弦の冬季オリンピックの成績は?
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羽生結弦は、高橋大輔の後継者として現在も活躍し続けるフィギュアスケーターです。世界歴代最高スコアを保持し続け、2013年からは世界ランキング1位の座も守り続けています。また世界で初めて、トータルスコア300点をオーバーする快挙を成し遂げたことでも有名です。
2014年に開催されたソチオリンピックでは、10代にして金メダルを獲得。安定感のある滑りに加え4回転ジャンプも全てパーフェクトに決め、日本中を感動の渦に巻き込みました。
羽生結弦は絶対王者であったプルシェンコを尊敬しており、彼の滑りを全て完全にコピーするほどに憧れを持っています。またプルシェンコも羽生結弦の滑りを賞賛し、現在では親睦を深め合う中にまで発展しているようです。
平昌オリンピックの代表は誰になるのか?
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2018年冬季オリンピックは韓国にて開催されます。隣国での開催でもあるため、日本選手団は相当に気合が入っているようです。フィギュアスケートの代表候補はまだ決まってはいません。
男子の代表候補はエースであり、前回覇者の羽生結弦。羽生に続いて300点オーバーを記録した宇野昌磨の2人は代表入りが確実でしょう。その他にも田中刑事や無良崇人などの実力者が、虎視眈々と代表入りを狙っています。
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特に女子は、代表争いが熾烈になっています。非常に混戦模様のため、誰が出てきてもおかしくない状況です。その中でも現在のエースである宮原和子、2017年四大陸フィギュアを高校生ながら制した三原舞依、浅田真央の再来とも呼ばれる16歳の本田真凜など10代の選手が特に注目されています。
まとめ
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このようにフィギュアスケートは日本のお家芸種目として、数々のスターを生み出しています。それゆえ平昌オリンピックでも、新たなスターが生まれる可能性があるでしょう。そして羽生結弦には、連覇が期待できるはずです。