2000年代に子役として絶大な人気を誇っていた大橋のぞみさんですが、その後あまり名前を見ることはなくなっています。そこで、彼女のプロフィールとともに今どこで何をしているのかを調べてみたので、以下でご紹介したいと思います。
人気の子役・声優としての活躍
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大橋のぞみさんは1999年生まれで、2002年にわずか3歳にしてドラマデビューを果たします。そのときの印象的な演技が評価されて、2005年には「世にも奇妙な物語」で初めて名前がついた役を演じ、それ以来ドラマだけでなくバラエティやアニメの声優などでひっぱりだことなりました。また、2007年に公開されたスタジオジブリの「崖のうえのポニョ」では主題歌を担当して歌手デビューし大ヒットとなるなど、当時の活躍はまさに飛ぶ鳥を落とす勢いでした。
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2008年には「藤岡藤巻と大橋のぞみ」としてNHKの紅白歌合戦にも出場していますが、これはそれまでの記録を2歳以上更新する史上最年少記録として現在でも語り継がれています。また、CMにも多く起用されており、代表的なものとしてはコスモ石油、JAバンク、カルビーなど合計で21社を数えるほどでした。このように、将来を嘱望された大橋のぞみさんでしたが、2012年に突然芸能界引退を発表し表舞台から去ることとなりました。
芸能界引退の理由と現在の状況
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突然の引退は多くのファンに衝撃を与え、様々な理由が取りざたされました。公式発表によると学業に集中するということのようですが、一般的に子役が引退するときに用いられる理由であることから、実は本当の理由は別にあるのではないかと考える人が多くいたためです。一説に言われているのは、当時大橋のぞみさんの後から出てきた芦田愛菜さんが、2011年に放送された「マルモのおきて」での演技や主題歌である「マル・マル・モリ・モリ」のヒットで評価が高まるなど、いずれ大橋さんのポジションを奪うのではないかという心配から芸能界に残ることを断念したのではないかということです。
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現在、彼女は高校生になっており、その動静は公にはされていませんが、Twitterなどで伝えられているところによると、引退の理由どおり学業に専念して高校に通っているということです。
大橋のぞみさんの引退に思うこと
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大橋のぞみさんの引退について惜しむ人が多くいますが、過去には子役として活躍したものの、それ以降は泣かず飛ばずで終わった芸能人は数多くいることから、彼女の引退という決断は決して間違ったものとはいえないでしょう。もちろん、そのまま残っていれば大女優になっていた可能性もなくはありませんが、自分で引退という選択をしたのであればそれを応援したいと思います。現在の夢は保育士であるといわれていますので、ぜひそれを適えて欲しいものですね。