ガーターベルトとは
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ガーターベルトとは、女性用下着のひとつで、太ももまでの長さのあるストッキングが落ちないように留めておくものです。パンティストッキングが主流となった現在では、ファッションとして使ったり、セクシーランジェリーのような扱われ方をすることが多くなりましたが、女性でも使ったことがない、という人は多いのではないでしょうか。
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パンティストッキングに比べて、夏でも過ごしやすく、トイレも簡単ということで、機能面でも優れた点があります。また、ガーターベルト用のストッキングは、パンティストッキングに比べて伸縮しないものが多いです。履くときつく、引き締め効果があり、履くだけで足が細く見えることも考えられます。デザインもレースたっぷりの豪華なものから、シンプルなものまでいろいろあるので、楽しく選ぶことができるでしょう。
その使い方、間違ってない?
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ガーターベルトの付け方でよくあるのが、パンティの上から装着してしまうというものです。公式にはどちらが上でもよいということになっていますが、パンティの上から装着してしまうと、トイレに行くたびにクリップを外さないとストッキングを下すことができなくなってしまいます。そのため、本来はガーターストッキングの上からパンティを履くのです。そうすれば、トイレではストッキングをはいたままパンティだけおろして用を足すことができます。カタログなどの写真でも、見栄えのためにこれを逆にしているものが多く、そういった情報もあって上からガーターベルトをしてしまう人も多いので注意したほうがよいでしょう。いちいちクリップを外してストッキングを下すのはかなり面倒な作業です。
ガーターベルトの付け方
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ストッキングにつけるクリップのついたヒモ部分は、長さを調節できるものが多いので、よほど短かったり長かったりしない限りその部分の長さを心配することはありません。サイズの面では、ウエストだけ合っているかしっかり確認しておいたほうがよいでしょう。つけるときは、まずストッキングをはき、それからガーターベルトを腰に装着します。後ろでホックが留めにくい場合は、前で留めてから回すと簡単です。そのあと、ベルトについているクリップをストッキングに留めるだけですので、難しいものではありません。前のクリップを留めるときは、いすなどに足を立てて留めると、紐にゆるみができて留めやすくなります。また、後ろのクリップは、真後ろで留めてしまうと座ったときに金具が足に当たって違和感や痛みがあるため、太ももの横のほうで留めるのがよいでしょう。オシャレで履きたいときには後ろで留めてももちろんかまいません。
ガーターベルトを見せるファッションも
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ガーターベルトは基本的にスカートなどで見えないようにするものですが、最近ではわざとガーターベルトが見える長さのスカートなどを履いてエロ可愛いファッションを楽しむ人もいます。また、コスプレなどの時にガーターベルトを見せて独自の演出をする人も少なくありません。それに応じてガーターベルトにもいろいろなデザインのものが出ており、見えてもキュートなガーターベルトや、見えることを前提としたタイプも多く見られるようになりました。彼氏が喜ぶからということで、セクシーランジェリーとして使う人もいます。慣れると快適に使えるガーターベルトですから、興味のある人は一度ためしてみるとよいでしょう。ただし、パンティ部分がないだけに、冬は夏より冷えますから、冷え性の人は特に防寒にも注意して履くようにしてください。また、見せるオシャレを楽しむ場合は、あまりレース使いの多いものを選ぶと下着っぽくなってしまうので注意しましょう。