5月18日にNGT48を卒業する山口真帆が突然に、プロデューサーの秋元康氏について言及していました。
沈黙を続いていたために批判の対象となっている秋元氏について、山口は有料会員向けメールで庇っていたのです。
「何も知らないらしいんだ」
「私が傷つくようなことは一切しなくて、唯一心配してくれたと聞いてます」
秋元氏が何も知らないわけは、もちろんないでしょう。このような突然の擁護には、必ず裏があるのです。
実は、秋元氏が息の掛かった芸能事務所に紹介したことで、山口は移籍先が決まったからです。
48グループの運営会社であるAKSには敵意を示していた山口、秋元氏に関しては感謝の言葉。
「秋元さんはAKSのトップではないから逆らえないし、何も報告されなくなって、何も知らないらしいんだ。びっくりだよね。だからコメントするにもコメントできないらしくて」
「秋元さんには凄く感謝しています。それなのに極悪人だと思っていたことをここでお詫び申し上げます」
AKSと秋元氏は、全く別だというロジックで擁護に回ったのです。
秋元=AKBグループのトップという認識を持っている人がほとんどでしょう。
しかし、確かに秋元氏はAKSのトップではありません。しかし、だからと言って、一切のことを知らないなんて、本当のことだろうか?
「絶対にありえない。48グループのメディア統制の中心にいるのは、秋元氏の親族。当然、そこから秋元のもとに報告は入ってはいるはずだが、AKS側が秋元氏のアドバイスを逐一聞いていたとも思えない。秋元氏の評判が落ちて他グループへの影響が出ることだけは防ぐため、山口を籠絡する必要があったのでは」―ワイドショーデスク
そこで、秋元氏が出したカードというのが、新事務所移籍へのアシストでした。
山口としても、芸能活動から引退するつもりはないでしょう。しかし、このままでは「扱いづらい」というイメージが生じてしまうために、秋元氏側の提案は、悪い話ではないのです。
「秋元の紹介で、急転して移籍先は決まったようだ。有力視されているのは、AKBの活動に深く関わっている関係者が幹部として在籍している大手事務所。山口だけではなく、一緒に卒業する菅原りこ、長谷川玲奈の2人も引き受けるのではといわれている」―芸能プロマネージャー