子どもから大人まで、幅広い世代を虜にしてきた伝説的なゲーム「ポケットモンスター」。近年では、携帯ゲーム機だけではなく、スマホアプリ「ポケモンGO」でその世界を楽しむ方も増えていますよね。そんな「ポケットモンスター」の世界には、実はいくつもの都市伝説が隠されていることをご存知ですか? いくつか紹介していきます。
■「ポケットモンスター」基礎情報
初代ゲーム正式名称 ポケットモンスター 赤・緑(1996年2月27日発売)
開発元 ゲームフリーク
販売元 任天堂
ゲームボーイで発売された当時のゲームは、瞬く間に小学生の間で人気を博します。その後「金・銀」「ルビー・サファイア」「ダイヤモンド・パール」「ブラック・ホワイト」「X・Y」「サン・ムーン」など、さまざまな作品が作られています。
1997年にはテレビアニメもスタート。日本を代表するメディアミックス作品群へと成長していきます。
■ポケモンは地球の未来の姿!?
初代ゲームから、さまざまな地域で繰り広げられてきたポケモンとの冒険。シリーズが増え、旅をする世界や設定が深まってきたことで、「ポケモンの世界で描かれているのは、地球の未来なのでは?」という都市伝説が生まれています。
その根拠となっているのは、「金・銀」で登場したアンノーンというポケモン。アルファベットの姿をしており、これが「古代の文字にそっくりなポケモン」として表現されています。
■過去の戦争との関連
「ダイヤモンド・パール」では、レジ系ポケモンが登場し、戦争との関わりが指摘されています。舞台となったコーエン地方は日本地図の九州に当たる場所。レジ系ポケモンがいる場所は、過去の戦争で大きな被害を受けていることがわかります。
さらにレジ系ポケモンを集めると、レジギガスに会うことができます。その場所を現実の地図にあてはめてみると、「平和の碑」が設置されている場所。またレジ系ポケモンは、レベル89で「はかいこうせん」という技を覚えます。8月9日に九州地方に浴びせられた「はかいこうせん」は……と考えると、非常に奥深い内容になっています。
■気になるミミッキュの中身は、過去の騒動で姿を消したあのポケモン!?
「サン・ムーン」に登場したミミッキュは、雑なピカチュウの絵が描かれた被り物をしている、ちょっと変わったポケモンです。アニメではロケット団の一員として描かれ、特にピカチュウに対して、強い恨みを抱いているよう。
公式に発表されているのは、ミミッキュがピカチュウの真似を始めたのは20年前からで、布の中を見た人は「謎の病に苦しむ」とのこと。20年前といえば、アニメ画像の強いフラッシュが原因で、ポケモンショックが起きたころ。そして騒動の余波で、ポリゴン系のポケモンは活躍の場をほぼ失ってしまいました。そんなポリゴンが、ミミッキュとして再度登場しているのでは?と、都市伝説ではささやかれています。
■実は深いメッセージを送っているポケットモンスターの世界!?
戦争や過去の騒動まで!? 実はポケットモンスターで扱っている内容は、非常に奥が深いのかもしれません。注目してみると、ゲームやアニメもより一層楽しめるのではないでしょうか。