最近日常でもメンヘラという言葉を使うようになってきましたが、でもメンヘラってどういう意味?と思っている人はいませんか。話題に出たらなんとなく話を合わせてみたりして。また、勘違いしている人も多い言葉です。そこで今回はメンヘラの意味について正しく理解しておきましょう。
■メンヘラ=精神障害者ではない
メンヘラは元々2ちゃんねるの「メタルヘルス板」が語源となっています。ここは精神にさまざまな問題を抱えている人たちが集まって語らう掲示板で、現在でも現役で稼働中です。
メンタルヘルスという言葉からもわかるとおり、精神障害や人格障害などで悩んでいる人たちが利用していました。
そのせいかメンヘル=精神障害or人格障害なんてイメージを持っている人もいますが、いまではもっと広い意味で利用されえ入るのが現状です。
たとえば医者に診断されていない人でも、重い悩みなどを抱えてちょっとした異常行動をするような人や、注目を集めたいから困った行動をくり返すネガティブな人、恋人や友人などに執着しすぎておかしな行動をする人などもすべてメンヘラになります。
最近ではもっと気軽に、面倒くさい困っちゃちゃんをメンヘラあつかいする傾向もあるようです。
■多用は禁物
最近ではちょっとしたことでもメンヘラ扱いされやすくなりましたが、元々ネガティブな言葉で、精神障害はデリケートな問題です。
ネットでも現実世界でも調子に乗って使いすぎると、嫌がられたり、今度はあなたがメンヘラ扱いされかねません。
そのためメンヘラという言葉はあまり使わないように避けたほうが、円滑なコミュニケーションを取ることができます。
■こんな人もメンヘラかも
広い意味で使われるようになったので、いろいろな人がメンヘラ認定されやすくなりました。あなたも気がつかないうちにメンヘラ認定されてしまわないように、最近ではどんな人がメンヘラとされやすいのか覚えておきましょう。
1.愚痴や攻撃的な発言をSNSで垂れ流す
SNSくらい好きにさせてよと思うかもしれませんが、毎日愚痴や攻撃的な発言ばかりしていると、精神が病んでいると思われたり、自分中心で読む人間のことを考えていないなとメンヘラ扱いされれることがあります。
2.自分の写真ばかり載せる
インスタなどで他人が取った写真を見るのが流行っていますが、オシャレな雑貨やキレイな景色はともかく、同じ人ばかり見せられるのは苦痛です。承認欲求が強く、「私を見て!見て!」と飢えているんだなとメンヘラあつかいされます。
3.自分の話ししかしない
会話は一方的にするものではありません。双方がキャッチボールをするものです。自分の話しばかりしていませんか?コミュ障の自己中心的なメンヘラだとして嫌われてしまいます。
■まとめ
メンヘラは最近では広い意味で使われるようになったせいで、ちょっとした問題行動をするだけでメンヘラ認定されやすくなってしまいました。でも安心してください。相手や周囲に迷惑をかけない、不快にさせないという心を持っていれば、メンヘラ認定は避けられます。