赤ちゃんが生まれてくる時には部屋の準備も必要です。それまでは大人の目線で部屋づくりをしていたのを、赤ちゃん用に作り変えましょう。部屋は赤ちゃんが安全に過ごせるように配慮する必要があります。また、快適に過ごせるよう整えることも重要です。
昼と夜で赤ちゃんがいる場所は違う
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赤ちゃんが大きくなるまでは大人がしっかりと安全確保をしながらお世話をしてあげなくてはいけません。そのため、大人がいる部屋で赤ちゃんも一緒に過ごすようになります。日中は、ママは家事をしたりするのでリビングやキッチンにいることが多いでしょう。その時には、赤ちゃんのお世話グッズを持ってきて、すぐにお世話ができるようにしておくと便利です。おむつとお尻ふきなどをひとつにまとめてかごなどに入れておくと使いやすいと思います。夜は寝室で寝る場合には、寝室にお世話グッズを移動させましょう。赤ちゃんがよく過ごす部屋には、お世話グッズを分散して置いておくという方法もあります。
赤ちゃんの部屋は安全確認が大切
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赤ちゃんは生まれたばかりの頃はほとんど寝て過ごしますが、寝がえりをしたりハイハイをするようになると、部屋中を活発に動き回るようになります。しかし、赤ちゃんは自分で危険を避けることができません。そのため、赤ちゃんの部屋は赤ちゃんが自分で動き回っても安全が保たれるようにしておきましょう。口に入れて危ない小さなものは、赤ちゃんの手が届くところには置かないようにしておきます。また、家具の角などぶつかると怪我をするところには、市販のクッション材をつけておくと安心です。階段など落下する危険がある場所にはベビーゲートをつけておきましょう。
赤ちゃんの部屋は快適に過ごせるように工夫を
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赤ちゃんはまだ体温調整機能が未熟で免疫力も弱いため、部屋の温度や湿度を整えてあげる必要があります。暑さや寒さが厳しい季節は、エアコンや暖房器具を使って部屋の温度を調整します。また、冬は湿度が低いと病原菌が増殖しやすくなるので、加湿器などを使って湿度を調整しましょう。室温や湿度を把握するために温湿度計を部屋に置いておくととても役に立ちます。温湿度計は赤ちゃんの近くに置くようにして、赤ちゃんがいる場所の状態を把握できるようにしておきます。また、直接触って汗をかき過ぎていないかをチェックしたり、手足が冷えていないかを確認しましょう。
赤ちゃんの寝る場所をつくっておく
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赤ちゃんは一日に何度も昼寝をするので、日中に赤ちゃんが寝る場所を確保しておかなくてはいけません。ママがいる部屋に赤ちゃんも来ていると思うので、ママが昼間に過ごす部屋での寝る場所を準備しておきましょう。ペットを飼っていたり、上の子どもがまだ小さい時など、ペットや子どもが赤ちゃんを触らないようにしたい時には、高さがあり柵がついているベビーベッドが良いでしょう。赤ちゃんが自分で動くようになった時には、床にマットを敷いてお昼寝布団を敷いておくと、赤ちゃんが自由に動けます。プレイマットなどおもちゃがついているものがおすすめです。
赤ちゃんの部屋は成長に合わせて変えていく
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赤ちゃんの部屋は、成長に応じて変化させていく必要があります。赤ちゃんはすごいスピードで成長していくので、昨日まではできなかったことが急にできるようになります。その成長に合わせて部屋も変化させていきましょう。そのためには赤ちゃんの様子をこまめに見ておくことが大切です。しっかりと安全が守られて快適な部屋を作ってあげてくださいね。