超人気ドラマや映画に数々出演してきた吉岡秀隆は、大物俳優として君臨しているものの、テレビ露出は少ない為に余り目立たない存在となっています。そんな少しミステリアスな吉岡秀隆の素顔を、覗いてみることにしましょう。
吉岡秀隆の経歴やバイオグラフィー
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1970年8月12日に埼玉県蕨市で生まれた吉岡秀隆は、現在は俳優やアーティストとして幅広く活躍中です。弱冠5歳の時に劇団デビューを果たしており、そのすぐ後にはテレビ出演を果たしています。テレビ出演を果たし後には一気にブレイクし、人気歌謡曲『山口さんちのツトム君』のアルバムに参加するなど、吉岡秀隆の存在感は急速に大きくなって行きました。まさにトントン拍子と言えますが、彼の勢いは留まることを知らず、気がつけばスクリーンやテレビに映っているという状況が続きます。脇役での出演も多くて社会現象を引き起こすような存在ではありませんが、気づけば伝説的名作に数多く出演し続けるという、類まれな経歴の持ち主です。まさに実力派俳優と言うことが出来るでしょう。
吉岡秀隆の子役時代のヒット作品
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吉岡秀隆は5歳で劇団デビューして以降、今で言う天才子役としてのポジションにありました。この子役時代から超有名作品にも良く起用されています。恐怖ミステリー映画の金字塔『八つ墓村』に出演したのは、吉岡秀隆がわずか七歳の時です。故渥美清氏も出演している作品ですから、後の『男はつらいよ』でも再び共演を果たしていると言うことになります。同シリーズは1981年から1997年まで続いているので、吉岡秀隆は30歳手前まで同作と共に成長してきたと言えるでしょう。間違いなく彼にとって大きな意味を持つ作品のはずです。他には『北の国から』や『学校』シリーズにも出演を果たしています。
子役だけでは終わらなかった吉岡秀隆
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芸能界は人の出入りが激しいですから、子役の生き残りも難しい一面があります。成長とともに出演機会が途絶えるケースがほとんどで、長く続いていても人気の長寿ドラマが生命線となっていたりするケースもありますが、吉岡秀隆は子役から大人の俳優に上手に進化を遂げました。脇役としてですが多数の名作に出演しています。20代の頃の出演作品を見てみると、第2回日本推理サスペンス大賞を受賞したドラマ『魔術はささやく』や、浅田次郎原作でブームとなった『鉄道員』などに脇役ながら出演しています。出ていたことに気づかなかった方も多いかもしれませんが、こういった場面でも実力を示してきた吉岡秀隆は、後の超名作で主演を果たすこととなります。
吉岡秀隆は主演でも大ブレイクしはじめる
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吉岡秀隆は先述の通りに子役、脇役として活動してきた俳優ですが『青空に一番近い場所』などで主演も果たしてきていました。それでも主演よりも名脇役としての立ち位置が主だったのですが、これが見事に覆されてしまったのがドラマ『Dr.
コトー診療所』シリーズでしょう。医療ドラマブームの中にあっても名作と言えます。映画では『ALWAYS 三丁目の夕日』に主人公として出演し、こちらも評価が高い作品に仕上がっています。どちらの作品も吉岡秀隆ありきで作られたわけではないですが、彼なくしてここまでのヒット作にはならなかったかも知れません。
吉岡秀隆の出演作は今後も要注目
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このように吉岡秀隆は幸運もあったでしょうが、脇役としても主役としても質の高い演技で生き残り、数々の名作を誕生させてきた日本屈指の実力派俳優です。その演技力は本物と言えますから、今後は壮年に達した彼のいぶし銀な演技に注目してみると良いでしょう。吉岡秀隆は目立ってもてはやされるタイプではありませんが、やはり定評のある俳優です。近い将来には再び、大ヒット作品に出演しているかもしれません。