おならで緊急着陸
信じられないような理由で飛行機が緊急着陸したというニュースが飛び込んできました。
なんと乗客のおならのにおいが理由でした。
ドバイからアムステルダムに向かう飛行機の中で事件は起きました。
ある乗客が、隣に座っている男性客が何度もおならをするとして、抗議しました。
しかし、男性のおならが止まることはなく、しかも悪臭を放っていました。
そしてこの2人の乗客は結局、ケンカに発展し、殴り合いを始めたのでした。
機内でケンカが発生したので飛行機は経路を変更し、オーストラリアに緊急着陸しました。
着陸するとすぐに、2人の乗客は待機していた警察に身柄を確保されました。
事件がひと段落したところで、飛行機は再び目的地のアムステルダムに向け出発しました。
飛行機でおなら
メディアによるとこの時のおならの臭いは、かなり臭かったとし、航空機の運航に支障をきたす可能性があったとしました。
そしておならのせいで飛行機が緊急着陸した笑えないハプニングだとも説明しました。
しかし、飛行機に乗るとおならが出やすくなるのは自然な現象です。
飛行機が空に飛び立つと周りの気圧が下がり、体内の圧力が上昇します。
そして体の中のガスが外に出ようとし、おならがでるのです。
今回の事件の乗客も、おならを自分では止めることができなかったのかもしれません。
でも、密室状態の機内で悪臭を放たれると周りの乗客はツライものです。
おならで着火?
おならによる驚くべき事件が、もう1件あります。
なんと手術中におならをした患者の体に、火が付いたというのです。
この事件は日本で起きました。
ある女性が体の不調があり、診断を受けに東京医科大学病院を訪れました。
検査の結果、子宮頸管に問題があることが分かり、レーザー手術を受けることになりました。
そして予定していた通りの日程で手術が行われました。
しかし、この日、事件は起きたのです。
医療陣は女性にレーザー手術を開始しました。
手術中、患者の女性が急に、「ブッ」と大きな音のするおならをしました。
すると、なんと、女性患者の体に火が付いたのです。
医療陣が急いで消化しましたが、女性患者は太ももと腰あたりに火傷を負いました。
この手術を担当していた医療陣によると、「手術室のなかに火災が起きるような可燃性のものはなかった」とし「手術道具や機材に問題があったわけでもなかった」と説明しました。
日本のメディアでは、女性患者に火が付いた原因として、おならとレーザーが反応し火が付いたのではと予想しています。
おならで火災
実はおならによって手術中に火災が起きた例はもう1つあります。
2006年にニュージーランドで起きた事件です。
ある男性患者が痔の手術を受けている際に、火災が発生し、患者が軽い火傷を負ったといいます。
調査の結果、男性の腸内にあったメタンガスが排出され、手術装置に反応して火災が発生したことが明らかとなっています。
おなら事件まとめ
おならは生理現象で、ある程度は我慢できても、自分でコントロールできないときがあります。
飛行機での事件では気圧の影響でおならが我慢できなかったのかもしれません。
手術の事件では、緊張などからおならが出てしまったのでしょう。
しかし、そのおならが大きな事件へと発展したのでした。
本人もまさか、自分のおならで事件が発生するなんて思ってもみなかったでしょう。
本人も周りも、ニュースを知った世間も、たくさんも人が驚いた事件となりました。